2008年01月20日
ハンドガン・シルエットの照準方法
シルエット競技で最も難しいのが照準方法です。ターゲットの距離の違いでBB弾の着弾位置が上下に変化してしまいます。また、ターゲットの見かけ上のサイズが変化するのことも照準をより難しくします。更に、プローンでは視差が生じスタンディングと照準位置が変わることもあります。特に、眼鏡で矯正していると視差が大きくなり易いので注意が必要です。
下図はAPS-3による照準方法の一例を示します。
これは、あくまで一例なので同じAPS-3でも個体差により初速の違いがあるため同一の照準方法と限りません。この例では、全ての距離でスーパーグランドマスターBB弾を使用してますが、BB弾を変えることにより弾道も変化するので使用するBB弾に合わせた照準位置を調べる必要があります。
逆にBB弾による弾道変化を積極的に利用し距離に応じてBB弾を変え、照準し易くすることも可能です。例えば6~8mは0.29gのBB弾を使用し9、10mは0.2gのBB弾を使用して着弾位置の下がりを小さくし照準し易くできます。しかし、0.2gのBB弾では集弾性が悪くなる恐れもあるのでBB弾を変える方法がベストとは一概に言えません。
もう1つ、リアサイトのエレベーションを調整することでターゲットがよく見える照準位置にする方法があります。これは、事前に入念な調査を必要としますが、10mであっても比較的容易な照準が可能となります。ただし、エレベーション調整に再現性が無い場合は適用できず、常にエレベーションの状態を把握する必要があり自己管理能力の高さが要求される方法です。
下図はAPS-3による照準方法の一例を示します。
これは、あくまで一例なので同じAPS-3でも個体差により初速の違いがあるため同一の照準方法と限りません。この例では、全ての距離でスーパーグランドマスターBB弾を使用してますが、BB弾を変えることにより弾道も変化するので使用するBB弾に合わせた照準位置を調べる必要があります。
逆にBB弾による弾道変化を積極的に利用し距離に応じてBB弾を変え、照準し易くすることも可能です。例えば6~8mは0.29gのBB弾を使用し9、10mは0.2gのBB弾を使用して着弾位置の下がりを小さくし照準し易くできます。しかし、0.2gのBB弾では集弾性が悪くなる恐れもあるのでBB弾を変える方法がベストとは一概に言えません。
もう1つ、リアサイトのエレベーションを調整することでターゲットがよく見える照準位置にする方法があります。これは、事前に入念な調査を必要としますが、10mであっても比較的容易な照準が可能となります。ただし、エレベーション調整に再現性が無い場合は適用できず、常にエレベーションの状態を把握する必要があり自己管理能力の高さが要求される方法です。
Posted by MAGI at 21:29│Comments(0)
│射撃技術