2019年07月07日
第29回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
ライフルクラスはハンドガンクラスと共通する部分の修正と競技進行時間の変更です。
1.表紙(R1)
昨年よりタイムテーブルのほとんどが20分早くなっていますが、終了時間だけ10分早くなっています。
2.グランドマスター保持者(R5)
昨年より2名増え7名になりました。
3.部門別・使用銃に関する規定(R7)
銃の外装パーツに関して(スリングやバイポッドなどを含む)と具体的名称が追加され、文章順序が一部変更されていますが、競技の途中で取り外したり、付け足したりできないことは変わりません。
4.競技スケジュール(R11)
全18ターンは昨年と変わりませんが、昨年より20分早いタイムテーブルになっています。ただジャッジ休憩タイムが昨年の30分から40分に10分増加しました。ジャッジの負担を考えるとこれは良いことでしょう。それにより三巡目からのタイムテーブルは昨年より10分早いものになっています。
5.エントリー手続きから競技終了までの流れ(R12・R13)
全選手、エントリー手続きのリミットが昨年の10:00から9:40に20分早くなっています。連動して試射レンジ使用時間、競技説明開始時間も昨年より20分早い時間です。
6.銃保持について(R15)
射撃時、銃に(スリングやバイポッドなど外装パーツを含む)とカッコ内の補足が追加されてます。
7.ライフルクラス ターン表(R32)
昨年よりROは2名増加ですがRFは3名減少。トータルエントリー数は1名減少の70名で昨年の全18ターンと変わらず。
ライフルクラスの変更は競技進行スケジュールが昨年より20分早くなっていることの変更と銃の外装パーツや保持に関しての補足のみでした。
2019年07月06日
第29回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
レギュレーションブック内容の前年度との違いについて記しますが、今年は変更点が少ないです。しかし「レギュレーションブック記載内容の補足説明」には重要なことが記載されているので必ず目を通す必要があります。
1.表紙(H1)
ほぼ変化はありませんが、昨年より終了時間が10分遅い17:00になりました。
2.グランドマスター保持者(H5)
昨年の25名記載から増えて29名になっています。
3.競技スケジュール(H11)
フリーサイト部門が先でオープンサイト部門が後と競技順が逆になりました。ハンドガンクラス競技説明は8:40から1回だけなのでオープンサイト部門の方で聞きたい方は朝早く来る必要があります。しかし、オープンサイト部門のエントリー受付は9:50からなので朝早く来てもエントリーはできません。
4.マスターバッジ授与について(H15)
前回まで表彰式の終了後から受付・授与になっていましたが、今回は各グループの競技結果掲示後から受付・授与に変更されました。各グループの競技結果は各グループの競技が終了後し集計が完了するとAPS受付(集計本部)の競技レンジ側の壁に掲示されます。
補足説明
今年も「レギュレーションブック記載内容の捕捉説明」が同封されていました(グレーの紙)。昨年版と違う部分のみ記します。
・P-2<<★部門別・使用銃に関する規定>>の補足説明
昨年は「弾速が規定値付近に達するギリギリのセッティングは避けてください」だったのが「弾速が規定値の上限に近いギリギリのセッティングは避けてください」に修正されています。その下の文章は簡素化されました。6/29の公式記録会で使われた弾速計が使われると昨年までの弾速計より測定値が高くなる傾向になると思われます。
・P-2<<銃検査を受けるときは、使用銃を実際に競技で用いる状態にしてください。>>の補足説明
バイポッドなど脱着可能なものを使っている場合の注意が追加されました。基本、銃口カバー以外は競技中の形態の銃からBB弾を抜いた状態で銃検査を受けます。
・P-3<<ハンドガンクラス競技スケジュール>>の補足説明
初参加の方は気にならないかもしれませんが、第29回東京本大会で最大の変化はハンドガンクラスのフリーサイト部門とオープンサイト部門の競技進行順が前年までと入れ替わることです。エントリー受付開始時間や試射レンジ使用時間、競技開始時間など以前と大きく異なるので確実に把握しておく必要があります。
・P-3<<ライフルクラス 3 競技共通説明事項の≪2.銃保持について≫>>の補足説明
「腕 / 肩 / 頬」以外の身体がライフルの銃本体や外装パーツに触れてはいけないことを強調しています。またスリングを腕に巻くことも禁止されているのでスリングを装着している方は注意が必要です。
APSカップ・アンケート
同じ設問もありますが毎年変わっている設問もあります。大会当日持参して忘れずに提出しましょう。
以上、今年は競技レギュレーションに関しての変更はなくハンドガンクラスの競技スケジュールに関してのみ大きな変更があります。
2018年07月07日
第28回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
ライフルクラスはハンドガンクラスと共通する部分の修正と競技進行時間の変更です。
1.表紙(R1)
昨年30分早くなった受付時間が30分遅くなり、終了時間が20分早くなっています。参加者が減少したようです。ハンドガンクラス同様に協力からMJマガジンが消えています。
2.使用BB弾についての規定(R9)
ハンドガンクラス同様に「金属性素材が含まれるBB弾を競技で使用することを控えていただきますよう、要請します。」の一文が追加されています。
3.一般禁止事項(R9)
一番下の一行「なお、理由の如何に係わらず、再競技は基本的に行いません。」の上に空行が追加された。項目6.と分けたとも考えられますが、ハンドガンクラスは空行がないので真意は不明です。
4.エントリー後の注意(R10)
項目2.…故障修理も、競技間の通常の空き時間(ライフルは約30分)…となっていて昨年の約1時間から競技間の時間が短縮された。
5.競技スケジュール(R11)
昨年の全24ターンから全18ターンに減少。それに伴いライフルクラスの全ての進行時間が昨年と異なります。
6.エントリー手続きから競技終了までの流れ(R12・R13)
昨年の全選手、エントリー手続きは09:45までに必ず終えてください。だったのが今年は10:00までと15分遅くなっています。
また、項目6.の試射レンジ使用時間が8:30~10:00が9:00~10:20へ、競技説明開始時間も9:50から10:10へ修正されました。
7.競技ローテーション(R14)
昨年の計24ターンのから今年は計18ターンになっています。
8.ブルズアイ競技動作5(R18)
ハンドガンクラス同様にジャッジに対する競技時間の質問は「経過時間」に限定されました。
9.プレート競技動作4(R20)
前項のブルズアイ競技動作5と同じですが、注釈の形で右側の枠内に加えられた。
10.ライフルクラス ターン表(R32)
昨年よりROは2名増加ながらRFは33名も減少。トータルで31名の減少となり昨年の全24ターンから18ターンに修正されています。
ライフルクラスの変更はハンドガンクラスと共通な「金属性素材が含まれるBB弾を使用することを控える要請」と「競技時間2分間におけるジャッジに対する時間の質問が経過時間に限定される」の修正とエントリー減少による競技進行スケジュールの3点でした。ROが19名、RFが52名の計71名のエントリーに留まっています。昨年の本大会で新APSライフルの試作品が展示されましたが、競技銃が入手困難な状況は続いているので参加者減少も仕方がないのでしょう。
2018年07月06日
第28回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
今年も恒例のレギュレーションブック内容の前年度との違いについて記しますが、「レギュレーションブック記載内容の補足説明」には重要なことが記載されているので必ず目を通す必要があります。
1.表紙(H1)
オープンサイト部門・フリーサイト部門の競技説明が共通化され8:40からの1回のみに。ハンドガンクラスの日程時間も8:00~16:50と35分増えています。今年も参加者が増加したということです。残念なことに協力からMJマガジンが消えました。また、昨年までスポーツ振興くじ"toto"のロゴのみだったのが"BiG"も追加されています。
2.グランドマスター保持者(H5)
昨年の23名から2名増えた25名と記載されていますが、6/30の公式記録会で1名グランドマスター獲得者が出たので最新情報では26名になります。
3.使用BB弾についての規定(H8)
「金属性素材が含まれるBB弾を競技で使用することを控えていただきますよう、要請します。」の一文が追加されました。会場で使用BB弾の成分分析を簡単にできないので要請という表現になったものと推察します。
4.競技スケジュール(H11)
開場時間が30分早い8:00になるなど競技スケジュールは変動しています。オープンサイト部門にOEグループが新設されました。OEグループは競技時間が40分とOA~ODより10分短くなっています。それとは逆にFBグループの競技時間が昨年の40分から50分に10分増えています。
オープンサイト部門の各グループ試射レンジ使用時間は昨年より30分早くなっていますが、フリーサイト部門は10分遅くなりました。
5.ブルズアイ競技動作5(H18)
ジャッジに対する競技時間の質問は「経過時間」に限定され明確化されました。
6.シルエット競技動作3(H23)・8(H24)
ブルズアイ競技同様にジャッジに対する競技時間の質問は「経過時間」に限定され明確化されました。
7.APS公式競技会について(H26)
昨年度の9回から10回に増えています。増えたのはライフルクラスでした。
8.ハンドガンクラス・グランドチャンピオン(H26)
昨年までは公式競技会で出場者を記名していたが、今年は競技会の日程の都合もあってか記名がなくなった。
補足説明
今年も「レギュレーションブック記載内容の捕捉説明」が同封されていました。(黄色の紙)昨年版と違う部分のみ記します。
・P-2<<使用BB弾についての規定>>の補足説明
金属性素材が含まれるBB弾を使用することを控える要請がなされています。
・P-3<<ハンドガンクラス競技スケジュール>>の補足説明
ハンドガンクラスの「開会式」と「競技説明」は両部門共通で午前中1回のみになりました。
・P-3<<競技ローテーション>>の補足説明
昨年あった「射撃コートや射撃メガネの類を着用される選手は、この間に準備を完了させてください。また待機中は、やむをえない事情がないかぎり、待機イスから離れないでください。」が削除されています。紙面スペースの都合なのか、問題があっての削除なのかは不明です。
・P-4ブルズアイ競技、ハンドガン・シルエット競技、ライフル・プレート競技における「ジャッジへの時間に関する質問」について
時間に関する質問は経過時間のみと明確化されました。「経過時間は?」「今何秒ですか?」とかの質問には答えます。「残り時間は?」のような質問はできなくなり、指定時間にコールしてのような依頼もできません。
メインジャッジの「1分経過」「1分30秒経過」はありますが、不安なら自前のストップウォッチ等を持ち込んで(他の競技者の妨げにならない範疇で)競技中に使用することができます。
APSカップ・アンケート
今後のAPSカップの方向性に関する設問があります。忘れずに会場で提出しましょう。
以上、今年はレギュレーション上の変更として、「金属性素材が含まれるBB弾を使用することを控える要請」と「競技時間2分間におけるジャッジに対する時間の質問が経過時間に限定される」ことの2点がありました。
2017年07月05日
第27回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
ライフルクラスは基本的に進行の違いによる変更です。
1.表紙(R1)
昨年より受付時間が30分早くなり、終了時間が20分遅くなっています。
2.グランドマスター保持者(R5)
昨年の4名から1名増えて5名になりました。
2.競技スケジュール(R11)
昨年の全18ターンから全24ターンに増加。それに伴いライフルクラスの全ての進行時間が昨年と異なります。
3.エントリー手続きから競技終了までの流れ(R12・R13)
昨年の全選手、エントリー手続きは10:00までに必ず終えてください。だったのが今年は9:45までと15分早くなりました。
また、項目6の試射レンジ使用時間が9:00~10:20が8:30~10:00へ、競技説明開始時間も10:10から9:50にスケジュール変更に伴い変わっています。
4.競技ローテーション(R14)
昨年の6ターンの計18ターンのまま修正を忘れているようです。今年は8ターンの計24ターンです。
5.ライフルクラス ターン表(R32)
昨年よりROで2名、RFで20名のエントリー数増加があります。それに伴い全24ターンに変わりました。
ライフルクラスの変更は主としてエントリー数増加によるものです。ROが17名、RFが85名の計102名のエントリーがありますが、当日キャンセルを考えると実際の参加者は100名に届かない可能性が高いと思われます。とはいえ専用の競技銃が入手困難な状況でも参加者が増加しているのは凄いことです。
2017年07月04日
第27回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
今年も恒例のレギュレーションブック内容の前年度との違いについて記しますが、今年はJASGのWebページに「第26回版と殆んど変わっていませんので安心してください」とあったように変更は少なかったです。しかし、「レギュレーションブック記載内容の補足説明」に重要なことが記載されていました。
1.表紙(H1)
オープンサイト部門の競技説明時間が昨年より10分早い9:10になっています。ハンドガンクラスの日程時間も8:30~16:45で開場時間が10分間早くなりました。参加者増加によるものでしょう。
2.グランドマスター保持者(H5)
昨年の22名から1名増えて23名になりました。
3.競技スケジュール(H11)
開場時間が10分早くなったことで午前中のスケジュールが昨年より10分早い進行になっています。それに伴いオープンサイト部門の各グループ試射レンジ使用時間も変更されています。
4.日本エアースポーツガン協会ユーザー会員について(H30)
昨年まで会員特典のAPSカップ本大会の参加料1クラス分が4,000円(通常は5,000円)ジュニア会員は3,000円と間違っていたものが、ユーザー会員5,000円(通常は6,000円)ジュニア会員は4,000円に修正されました。
補足説明
今年も「レギュレーションブック記載内容の捕捉説明」が同封されています。(今年は黄色の紙)
P-1の中央赤文字の下、当日混乱することなく進行できるよう、自分の・・・にグループナンバーが追加され把握しておく項目が昨年の3から4に増えました。ということで、
グループナンバー、競技時間、競技順序、レンジ番号の4つを把握しておく必要があります。
もう一つ重要なこと。競技開始10分前になっても「待機イス」に着席しない選手は、棄権扱いになる場合があります。というレギュレーションブック表紙やH14・R14には記載されている項目が追加されました。その下には、会場スタッフが不在選手を探すことや不在選手を待つために、競技開始時間を遅らせることも基本的に行いません。とも記載されています。早めの行動で待機棄権第1号にならないようにしましょう。
ハンドガンクラスは3競技連続進行です。なので最初の競技が何であれ次のアイテムは最低限必要です。競技銃、銃口カバー、ゴーグル類、BB弾、パーソナルデータ、ブルズアイターゲットの6点は必ず持ってレギュレーションブック表紙の各選手開始時間の10分前に待機イスに着席している必要があります。
APSカップ・アンケート
今年のアンケートには公式競技会の参加料値上げに関する設問があります。忘れずに会場で提出しましょう。
以上、今年はレギュレーションブックの変更は殆んどなく、補足説明に重要なことを記載する形になっています。
2016年07月07日
第26回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
基本的にハンドガンクラスと同じ変更がなされていますが、ライフルクラスで異なることを記します。
1.表紙(R1)
昨年より受付時間~競技時間(開始)まで30~20分遅くなっています。
2.競技スケジュール(R11)
昨年の全21ターンから全18ターンに減ったことで、ライフルクラス競技終了までのスケジュールと試射レンジの開放時間も変わっています。
3.エントリー手続きから競技終了までの流れ(R12・R13)
昨年は全選手、エントリー手続きは9:45までに必ず終えてください。だったのが今年は10:00までと15分遅くなりました。
また、項目6の試射レンジ使用時間が8:30~10:00が9:00~10:20へ、競技説明開始時間も9:50から10:10にスケジュール変更に伴い変わっています。
4.競技ローテーション(R14)
昨年の7ターンの計21ターンから、6ターンの計18ターンに減少しています。
5.ムーバー競技(R24)
R24下の方にある基本的なスタンバイ姿勢と射撃姿勢の「4.セフティ解除、コッキング完了」下の括弧の注意で昨年あった(※1発目のコッキングは、「レディ・ゴー」コールの後でも可。)というのが削除されました。ムーバーが動いてからのコッキング動作は駄目になったようです。
また、実射練習で弾を発射せずサイティング練習のみの場合セフティをかけたままコッキングしないというのは一部文章が変わっていますが意味は変わりません。
6.ライフルクラス ターン表(R32)
エントリー数が減少しRF76~RF85が削除されていますが、ROは14から15に1名増えました。そこからオープンサイト部門15名、フリーサイト部門75名で計90名のエントリー数で昨年より8名減っています。(昨年はネットで公開されたグループナンバー表でRF85が欠番になっていたので9名でなく8名減)
ライフルクラスの変更は主としてエントリー数減少によるものです。しかし、ムーバー競技のコッキングに関して一部項目の削除もありました。
ハンドガンでは誤記状態の日本エアースポーツガン協会ユーザー会員について(R30)にあるAPSカップ本大会の参加料に関して、ライフルクラスの方は正しく記載されています。
2016年07月06日
第26回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
今年も恒例のレギュレーションブック内容の前年度との違いについて記します。この記事は経験者向けの内容なので初参加の方はレギュレーションブックを一通り読んで疑問があればJASGに問い合わせて下さい。APSカップ非公式サイトやAPS系の各種ブログでは一般的なことは回答可能と思われますが、細かなルール上のことはJASGに確認すべきです。
1.表紙(H1)
フリーサイト部門の競技説明時間が昨年より40分遅い13:30に、それに伴い終了時間も16:10から16:45に変わっています。オープンサイト部門の参加者増加によるものでしょう。
2.会場レイアウト(H2)
会場は昨年と同じ台東館の4Fでレイアウト変更はありません。しかし、下側の注意事項 7番の内容が変わりました。「APSカップの模様は静止画、動画などで撮影され、印刷物やインターネットなどを通じて、主催者および各媒体報道が関係する各メディアで公開されることがあります。」というのが追加されています。
3.グランドマスター保持者(H5)
昨年の17名から一気に5名も増え22名になりました。
4.競技スケジュール(H11)
昨年は消えていたODグループ復活したことで、フリーサイト部門の開始時間が40分遅くなるなどスケジュールが変わっています。それに伴い全プログラム終了時間予定時間が昨年より35分遅い16:45になりました。各グループ試射レンジ使用時間も変更されています。
5.マスターバッジ授与について(H15)
バッジ授与に関しての※印の注意書きで昨年まであった「後日の郵送等は一切行いません」というのが削除され、「当日該当者が申請をした際にバッジの在庫が切れていた場合に限り、後日郵送を行います」という項目が追加されました。マスターバッジ在庫の一部が不足する事態に対処する必要が生じているのでしょう。
6.ブルズアイ競技(H16)
※ターゲットの10点圏内に、の後に続く文章が変更されました。昨年は「所定の青丸シールまたは黒丸シール…」だったのが、今年は「主催者が配布する直径20㎜の青丸シールまたは黒丸シール…」というより具体的な表現になっています。
7.APS公式競技会について(H26)
昨年までは「協力企業や協力店舗が主催する公式練習会」だったのが、今年は「協力企業や協力店舗およびAPSオフィシャルクラブが主催する公式練習会」という内容に変更されています。APSオフィシャルクラブが追加された形です。
8.ハンドガンクラス・グランドチャンピオン(H26)
今年は《出場選手について補足説明》が追加されています。加藤選手が両部門でグランドチャンピオン決定戦の出場権を獲得という前例がない事態になりフリーサイト部門での出場権を選択したので、オープンサイト部門の出場権は次点の関選手になったことの説明です。
レギュレーションブックの前年度との違いは以上ですが、昨年同様修正忘れが一つ。
日本エアースポーツガン協会ユーザー会員について(H30)
会員特典のAPSカップ本大会の参加料1クラス分が4,000円(通常は5,000円)ジュニア会員は3,000円と間違ったままでした。正しくは、ユーザー会員5,000円(通常は6,000円)ジュニア会員は4,000円なので来年は修正することを期待します。
補足説明
昨年に続き今年も「レギュレーションブック記載内容の捕捉説明」が同封されていました。(今年はグレーの紙)
後述する追加項目以外は基本的に昨年と同じ内容です。その中でも★セフティの解除とコッキング操作は、「スタンバイ姿勢」で待機する直前に行います。は、ジャッジの「スタンバイ姿勢でお待ちください」というコールがセフティ解除+コッキング操作の指示だと直感的に結び付き難いので注意が必要です。また、ブルズアイとシルエットでは、1発目のコッキングを競技開始後に行うこともできますが、その場合はジャッジに事前申告を忘れずに。
P-4に★ブルズアイ競技の青丸・黒丸シールの規定についてが追加されました。変な細工をせずターゲットの真ん中に貼れば良いという内容です。第1、第2ターゲットの一方だけにで貼ることや、青と黒の色違いにすることは認められています。
APSカップ・アンケート
今年のアンケートには大阪でのAPSカップ開催に関する設問があります。忘れずに会場で提出しましょう。
今年は例年に較べ変更点は少なく、ルール上の変更はブルズアイターゲットに貼る青丸・黒丸シールに関する規定がより厳格になったこと程度しかありませんでした。
2015年07月11日
第25回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
未だにレギュレーションブックは到着しませんが、基本的にハンドガンクラスと同じ変更がなされているライフルクラスで異なることを記します。
1.会場レイアウト(R2)
会場が台東館で行われる例年のレイアウトに戻りました。
2.公式認定競技銃(R6)
公式認定競技銃のケイエスシー製ライフルで昨年括弧付きで追加された(GR1000Nを含む)と(AR2000Nを含む)が何故か消えています。単純な修正忘れだと思いますがどうでしょうか。
3.ライフル(サイズ・弾速等の規定)(R7)
(7ページのサイズ規定参照)とありますが、正しくは(8ページのサイズ規定参照)だと思われます。
4.ライフルクラス ターン表(R32)
エントリー数が増加し、RF81~RF85が追加されています。すでに公開されているグループナンバー表によるとRF85は欠番なので、エントリーはオープンが14名でフリーが84名の計98名です。
競技動作はハンドガンクラスと同様になりました。銃口カバー脱着やセフティ操作に関してジャッジ指示に従い適切なタイミングで行う必要があります。ライフルは銃口が遠いので銃口カバー着脱時銃口の向きに注意を払う必要があるでしょう。
2015年07月10日
第25回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
私の所にはまだ第25回APSカップ本大会の公式レギュレーションブックは到着していません。しかし、今年はJASGのホームページ上で早々にPDFファイルの形で公開されたので、それを使って恒例の前年度との違いについて記します。この記事は経験者向けの内容なので初参加の方はレギュレーションブックを一通り読んで疑問があればJASGに問い合わせて下さい。APSカップ非公式サイトやAPS系の各種ブログでは非公式な回答しか得られないでしょう。
1.表紙(H1)
フリーサイト部門の競技説明時間が昨年より40分時早い12:50に。それに伴い終了予定時間も16:50から16:10に早まっています。
すみだ産業会館8階サンライズホールから改修工事が完了した東京都立産業貿易センター台東館 4階特設フロアに会場が戻りました。
協力の月刊Gun Magazineが消え、MJマガジンが新たに入っています。
2.会場レイアウト(H2)
会場が戻ったことでレイアウトも一昨年までの形に戻りました。昨年からAPSカップに参加した方は戸惑うかもしれませんが、これが例年のレイアウトです。
下側の注意事項 3番の表現が前年まで「玩具銃」だったのが「エアースポーツガン」に変更されています。スポーツのための道具という主張なのでしょうか。
3.安全確保のためのお願い(H3)
「競技レンジ内においても、ジャッジの指示があるまで、」の後に「銃口カバーの脱着」が追加されています。これが今年度最も重視される内容の一つで銃口カバーの脱着セフティ解除はジャッジの指示があってから行わなければなりません。
4.グランドマスター保持者(H5)
昨年の15名から2名増え17名になりました。
5.公式認定競技銃(H6)
公式認定競技銃のケイエスシー製ハンドガンにGP100SBとAP200SBが追加されました。
6.部門別・銃に関する規定(H7)
H7ページの一番下に昨年まであった「カスタムを行っても、オリジナル同等の機能を持つセフティは必ず残して下さい。」が削除されています。オリジナル同等の機能ではなく、オリジナルのセフティを生かさなければならないということなのでしょうか。
7.サイズ規定(H8)
内容は変わってませんが、サイズ規定の図表等と「エントリー受付後の弾速チェックにおいて、・・・」の文章の配置が一昨年と同じに戻っています。
8.エントリー後の注意(H10)
5.会場が台東館に戻ったので駐車場はありません。車での来場はご遠慮ください。
9.競技スケジュール(H11)
各ターン人数が3名増加したことでODグループが無くなり、全プログラム終了時間予定時間が昨年より40分早くなっています。
10.競技ローテーション(H14)
昨年のすみだ産業会館では1グループ最大36名でしたが、今回は台東館なので42名に戻りました。「1競技(待機)終えたら、」と「3競技終えるまで…」の間に「次の競技の待機イスへ移動し、」が追加されています。つまり3競技終了までレストスペースに戻るなということです。3競技連続して行えるような装備を持って競技を行う必要があります。
11.レンジ指定について(H14)
シンプルだった文章が一昨年までと同じ文章に戻りました。
12.「お願い」の削除
会場が戻ったことで、レストスペースが手狭でオープンサイト部門の選手は全競技終了後レストスペースから退場してくださいという文言が消えています。それでも余裕があるスペースとは言えないので、極力フリーサイト部門の選手にレストスペースを明け渡すことが推奨されるでしょう。
13.ブルズアイ競技(H16)
競技説明序文がより適切な表現に見直されています。そして競技手順とファール及びペナルティーに関しては大幅に改定されました。
ポイントは、
・ファール(違反行為)、ペナルティー(罰則)と括弧付きの日本語表記が追加。
・ジャッジからの指示があるまでセフティ解除や銃口カバーを外さない。
・サイティング練習はジャッジ指示で銃口カバーは外すが、セフティは解除せずコッキングはしない。もちろんトリガーに指を触れてはいけない。
・銃口カバーを外した状態では銃口は下方かターゲット方向のみに管理する必要があり、上方や左右方向ましてや後方に向けてはいけない。
・ジャッジの指示で最終射撃準備(セフティ解除、コッキング等)を行うが、1発目のコッキングを「レティ・ゴー」の後に行う場合はジャッジに事前申告する必要がある。
・競技中ジャッジへの時間に関する質問の文言が「残り時間」から「経過時間」に変更された。
・5発射後ジャッジの指示でセフティをかけ、銃口カバー装着を行う。
・第2的も同様にジャッジ指示でセフティ解除と銃口カバー外しを行い、5発発射後もジャッジ指示でセフティをかけ、銃口カバー装着を行う。
14.プレート競技(H19)
競技説明序文が一昨年の内容に近いが、より洗練された表現になりました。競技動作も銃口・セフティ管理はブルズアイ競技同様で、サイティング練習はコッキング前になります。ジャッジの指示で最終射撃準備のタイミングでコッキングを行わないとプレート競技の1発目は撃てなくなります。
15.シルエット競技(H22)
競技動作がブルズアイ競技と同様になりました。プローン時に外した銃口カバーは床に置くなどする必要があるでしょう。
16.競技者パーソナルデータ(H29)
グループナンバー、氏名等の下側に銃検査のチェック項目が追加されたものに変更されました。これは第25期の公式競技会より採用されたものです。
17.日本エアースポーツガン協会ユーザー会員について(H30)
会員特典のAPSカップ本大会の参加料1クラス分が4,000円(通常は5,000円)ジュニア会員は3,000円と2年前の料金になっています。参加料を下げるとは思えないので、一昨年データの修正忘れでしょう。ユーザー会員5,000円(通常は6,000円)ジュニア会員は4,000円が正解だと思われます。
18.会場地図(H31)
会場が台東館に戻ったことで錦糸町から浅草の地図に戻っています。今年は浅草の台東館が会場なので間違えて錦糸町に行かないように注意して下さい。
19.ハンドガンクラス ターン表(H32)
昨年の1競技レンジ6射座から7射座に戻っています。それに伴いターン表も変わっているので確認して下さい。
20.その他
今年は競技動作に変更があるため「レギュレーションブック記載内容の捕捉説明」が同封されていました。(送付されるものは黄色い紙)
P2の銃口カバーの規定について、マイ銃口カバーは銃口を完全に塞ぐもので装着していることが確認できる形状のものと定義されています。おそらくインナーバレルに挿入するタイプは銃口カバーとして認められないのでないでしょうか。
P3の待機時間中のマガジンへの給弾し、銃にセットしておくことは競技進行の都合上必要なことなのでしょう。ただしセフティをかけ銃口カバーを外してはいけません。また、銃口をターゲットに向けるまでトリガーに指を触れないことをアピールできるようにすることも重要なポイントです。
P4で今後は、ジャッジの「スタンバイ姿勢でお待ちください」と言うコールの中に、セフティの解除とコッキングの許可が含まれますとあるのは競技動作上重要なポイントです。
また、今年も「APSカップ・アンケート」も同封されているようです。私は昨年会場でアンケートの提出を忘れてしまいました。今年はネームプレート返却と同時にアンケートを提出することを忘れないようにしたいと思います。
今年は会場が戻っただけでなく競技動作にも抜本的な修正が成されました。APSカップの安全性向上を目的にしたものだと思うので、APSカップ経験者は迷わず動作できるようにしておく必要があるでしょう。
私はブルズアイ・シルエットで1発目のコッキングを「レティ・ゴー」の後に行います。ジャッジへの事前申告は何と言うのがスマートだろうか。
今回はJASGがWeb上で公開したPDFの内容を元に記したので、実際に発送されているレギュレーションブックでは修正が成されているかもしれません。
2014年08月22日
第24回APSカップ レギュレーションブック補足 ライフル編
ライフルクラスの方も「第24回 公式レギュレーションブック ライフル クラス」という記事は初参加の方には役立ちませんので、個人的に思う補足を提示します。
1.携行品(R10)
ライフルクラスのみ参加の方はアンケート用紙もお忘れなく。
2.エントリー(R12)
ライフルクラスはハンドガンクラスと異なりグループ別の試射レンジの優先使用時間などないので先着順のエントリー受付になります。
3.銃検査、試射(R12・R13)
マルゼン製ライフルAPS-2、type96、SR-2は協会がBB弾を装填したマガジンを用意していると思います。
専用マガジンが必要なカスタムライフルやKSC製ライフル、ハンドガンカスタムライフル等は用意されたBB弾を自分で装填して弾速チェックを行うのでマガジンを必ず空にしてください。
ライフルの試射は試射レンジの他、ブルズアイレンジでも試射ができます。ブルズアイレンジでは公式ブルズアイターゲットが貼られていますが交換はありません。
4.競技
ライフルクラスは3競技を連続して行いません。1競技毎に1時間前後の長いインターバルがあります。そのため次競技の待機時間に遅れ競技を遅延させないようにしてください。特に会場外に出る場合には注意が必要です。

5.その他
翌日のハンドガンクラスにも参加される方は赤羽フロンティア本店2Fにて裏APSカップやふじみ野交流センターで富士見スポーツシューターズAPS練習会が行われます。ライフルクラス終了後でも時間に余裕があれば参加できますよ。(私は参加しませんが...)
1.携行品(R10)
ライフルクラスのみ参加の方はアンケート用紙もお忘れなく。
2.エントリー(R12)
ライフルクラスはハンドガンクラスと異なりグループ別の試射レンジの優先使用時間などないので先着順のエントリー受付になります。
3.銃検査、試射(R12・R13)
マルゼン製ライフルAPS-2、type96、SR-2は協会がBB弾を装填したマガジンを用意していると思います。
専用マガジンが必要なカスタムライフルやKSC製ライフル、ハンドガンカスタムライフル等は用意されたBB弾を自分で装填して弾速チェックを行うのでマガジンを必ず空にしてください。
ライフルの試射は試射レンジの他、ブルズアイレンジでも試射ができます。ブルズアイレンジでは公式ブルズアイターゲットが貼られていますが交換はありません。
4.競技
ライフルクラスは3競技を連続して行いません。1競技毎に1時間前後の長いインターバルがあります。そのため次競技の待機時間に遅れ競技を遅延させないようにしてください。特に会場外に出る場合には注意が必要です。
5.その他
翌日のハンドガンクラスにも参加される方は赤羽フロンティア本店2Fにて裏APSカップやふじみ野交流センターで富士見スポーツシューターズAPS練習会が行われます。ライフルクラス終了後でも時間に余裕があれば参加できますよ。(私は参加しませんが...)
2014年08月21日
第24回APSカップ レギュレーションブック補足 ハンドガン編
「第24回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス」という記事で前年との違いを提示しましたが、初参加の方には役に立たない内容です。そこで初参加の方を対象にレギュレーションブックの補足を何点か提示したいと思います。ただし公式な情報ではなくあくまでも個人的な補足です。
1.携行品(H10)
APSラジオ第19回で山中さんが述べていたように何はなくともレギュレーションブックは絶対に必要なので忘れないように。また前日のライフルクラスで提出している方を除きアンケート用紙もお忘れなく。
2.エントリー(H12)
8:40からエントリー受付が開始されますが、多くの方は先にレストスペースを確保しています。また8:40のエントリー開始直後やその後の銃検査は非常に込み合います。競技順が早いOAグループの方を優先して他のグループの方は空いてきたらエントリーするようにしましょう。
H13の上方に「ブルズアイターゲットセット方法」という解説図があります。

しかし、図にあるのは写真のようにMARUZENロゴがある旧タイプのブルズアイターゲットです。
現在はJASGロゴになり紙質も変更されたものが使われます。

写真のように裏紙を端の方から剥がします。
3.競技
ハンドガンクラスは待機を間に挟んで3競技連続で進行します。そのため3競技が終わるまでレストスペースに戻りません。銃、BB弾、ゴーグル類、パーソナルデータ、ブルズアイターゲット2枚など3競技行うのに必要な物を持って最初の競技に向かいます。
H9の「ジャッジスタッフ及び採点について」にあるように競技後、パーソナルデータとジャッジスタッフ専用集計用紙に点数が記入されますが、稀に計算間違いや数値の食い違いが発生することがあります。サイン前によく確認してください。
4.その他
これは非公式なものですが「我が闘争 It's My APS」というAPS参戦記集をホビーショップフロンティアの山中社長が発行しています。

本大会終了後に原稿を募集し例年完成後は無料配布されるありがたいものです。詳しくは本大会終了後辺りに「APS CUP非公式サイト」で発表されると思います。初参加の方には書いてもらいたいですね。
またハンドガンクラス終了後の夕方には各所で打ち上げが行われると思います。1人で参加している方でも時間に余裕があったら交流を深めるため参加してみてはいかがでしょうか。「APS CUP非公式サイト」でもおそらく大人数になる打ち上げの参加者受付中です。
そしてAPSカップ史上初の本大会記念Tシャツが赤羽フロンティアにて販売されています。諸事情によりAPSカップ会場での販売はありませんが参加記念に赤羽の店頭か通販で購入してみてはどうでしょう。
1.携行品(H10)
APSラジオ第19回で山中さんが述べていたように何はなくともレギュレーションブックは絶対に必要なので忘れないように。また前日のライフルクラスで提出している方を除きアンケート用紙もお忘れなく。
2.エントリー(H12)
8:40からエントリー受付が開始されますが、多くの方は先にレストスペースを確保しています。また8:40のエントリー開始直後やその後の銃検査は非常に込み合います。競技順が早いOAグループの方を優先して他のグループの方は空いてきたらエントリーするようにしましょう。
H13の上方に「ブルズアイターゲットセット方法」という解説図があります。
しかし、図にあるのは写真のようにMARUZENロゴがある旧タイプのブルズアイターゲットです。
現在はJASGロゴになり紙質も変更されたものが使われます。
写真のように裏紙を端の方から剥がします。
3.競技
ハンドガンクラスは待機を間に挟んで3競技連続で進行します。そのため3競技が終わるまでレストスペースに戻りません。銃、BB弾、ゴーグル類、パーソナルデータ、ブルズアイターゲット2枚など3競技行うのに必要な物を持って最初の競技に向かいます。
H9の「ジャッジスタッフ及び採点について」にあるように競技後、パーソナルデータとジャッジスタッフ専用集計用紙に点数が記入されますが、稀に計算間違いや数値の食い違いが発生することがあります。サイン前によく確認してください。
4.その他
これは非公式なものですが「我が闘争 It's My APS」というAPS参戦記集をホビーショップフロンティアの山中社長が発行しています。
本大会終了後に原稿を募集し例年完成後は無料配布されるありがたいものです。詳しくは本大会終了後辺りに「APS CUP非公式サイト」で発表されると思います。初参加の方には書いてもらいたいですね。
またハンドガンクラス終了後の夕方には各所で打ち上げが行われると思います。1人で参加している方でも時間に余裕があったら交流を深めるため参加してみてはいかがでしょうか。「APS CUP非公式サイト」でもおそらく大人数になる打ち上げの参加者受付中です。
そしてAPSカップ史上初の本大会記念Tシャツが赤羽フロンティアにて販売されています。諸事情によりAPSカップ会場での販売はありませんが参加記念に赤羽の店頭か通販で購入してみてはどうでしょう。
2014年08月10日
第24回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
基本的にハンドガンクラスと同じ変更がなされてますが、ライフルクラスで異なること前日記事で抜けたことを記します。
1.会場レイアウト(R2)
ハンドガンクラスと異なり射座数は変更ありませんが、レンジの配置などは例年と異なります。
2.公式認定競技銃(R6)
公式認定競技銃のケイエスシー製ライフルにGR1000NとAR2000Nが追加されています。(ハンドガンクラスの方にも記載されていますがライフルなのでこちらで紹介しました)
2.競技スケジュール(R11)
全ターン数が18ターンから21ターンになったことでライフルクラス終了時間が30分遅くなります。エントリー数が昨年の86名から94名に増えているようです。
3.総合ランキング表について(R15)
昨日のハンドガンクラスの方で抜けていました。昨年まで有償で総合ランキング表を送るサービスについて記載がありましたが削除されています。今年はホームーページに掲載のみになるのでしょう。
4.ライフルクラス ターン表(R32)
エントリー数増加に伴い昨年の18ターンから21ターンへ増加しました。RF75~RF80は5名のみの射撃になります。
ハンドガンクラスも含め大会当日やむを得ず欠席になる方もいるとは思います。その場合は必ず協会に連絡して無断欠席は避けて下さい。そうしないと来年の本大会参加を断られる恐れもあります。欠席の際は事前に連絡しましょう。
2014年08月09日
第24回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
第24回APSカップ本大会の公式レギュレーションブックが届いたので、一部の方に期待されている前年度との違いについて記します。この記事は経験者向けの内容なので初参加の方はレギュレーションブックを一読することをお勧めします。
1.表紙(H1)
フリーサイト部門の競技説明時間が昨年より1時間遅い13:30になっています。
昨年あった「東日本大震災復興支援 ~ とどけよう スポーツの力を東北へ! ~」の一文が消えました。
東京都立産業貿易センター台東館が工事中のため今回すみだ産業会館8階サンライズホールになっています
2.会場レイアウト(H2)
昨年までの台東館からすみだ産業会館サンライズホールに変わったことで会場レイアウトも大幅に変更されています。例年「※レイアウト、内容は当日変更する場合があります。」との一文がありますが、今年は本当に変更があり得るような気がします。
3.グランドマスター保持者(H5)
昨年の11名から4名増え15名になりました。
4.サイズ規定(H8)
内容は変わってませんが、サイズ規定と「エントリー受付後の弾速チェックにおいて、・・・」の文章の配置が前年までと逆になっています。
5.エントリー後の注意(H10)
5.会場の駐車場について。台東館はありませんでした。すみだ産業会館が入っている丸井錦糸町は有料駐車場はありますが混雑が予想されるので車での来場はご遠慮くださいとなっています。
6.競技スケジュール(H11)
ODグループが復活しているので、全プログラム終了時間予定時間が昨年より70分遅くなっています。
7.競技ローテーション(H14)
会場の違いにより昨年までの1グループ最大42名から36名に6名減少しています。そのため、1ターンの人数も21名から18名に減りました。
8.レンジ指定について(H14)
表現がシンプルになり文章が短くなっていますが、内容は変わりません。
9.お願い(H14)
会場が変わったことでレストスペースが狭くなります。オープンサイト部門の選手は全競技終了後、フリーサイト部門の選手にレストスペースを明け渡しましょう。
10.スタンバイ姿勢について(H16)
昨年までの内容に「トリガーに指をかけずに」の一文が追加されました。ファールにならないよう銃口をターゲットに向けるまでトリガーに指をかけないことを習慣化しましょう。
11.プレート競技(H19)
競技説明序文の最後に「3競技中、満射難易度が最も高く、この競技を高得点でクリアすることが好成績へとつながります。」が追加されました。
12.シルエット競技(H22)
昨年まで基本ルール表の下にあった「※この競技は得点配分こそ少なく・・・」が削除されました。
13.会場地図(H31)
会場が変更されたので当然地図も変わっています。今年は浅草ではなく錦糸町なので間違えないようにして下さい。
14.ハンドガンクラス ターン表(H32)
会場変更により従来1競技レンジ7射座から6射座に減っています。それに伴いターン表も変わっているので確認して下さい。
今年も「注意」が同封されていました。
パワーアップしている方はギリギリを狙わず余裕を持ったセッティングで迷惑をかけないよう願いたいものです。
また、「参加者のみなさまへ」と「APSカップ・アンケート」も同封されています。特に初出場の方はアンケートに忌憚のない意見を記入して提出することを期待します。
会場変更による違いが主なもので、競技内容等は変わっていません。しかし、スタンバイ姿勢に「トリガーに指をかけずに」が追加されていることから多少はファールを厳しくとるのかもしれません。
2013年07月05日
第23回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
基本的にハンドガンクラスと同じ変更がなされてますが、ライフルクラスで異なることを記します。
1.グランドマスター保持者(R5)
昨年はグランドマスター保持者3名でしたが1名増えて4名になりました。
2.競技スケジュール(R11)
全ターン数が24ターンから18ターンに減少し、ライフルクラス終了時間が50分も早くなりました。R32のライフルクラス ターン表からエントリー数が昨年の99名から86名に減少。残念なことです。
3.ライフルクラス・グランドチャンピオン(R26)
ハンドガンクラス同様歴代のグランドチャンピオン一覧が追加されましたが、歴史が浅く4代までしかありません。
射撃ジャケットに関しては使用の事前申告と3競技とも同じジャケットを着用する方式で昨年と同じ内容でした。射撃ジャケットの着用はメリットもありますが、デメリットもあると思うのでハンデ等は不要だと個人的には思っています。
2013年07月04日
第23回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
遅ればせながら一部で待たれているのか?APSカップ本大会公式レギュレーションブックの前年との違いについて記します。
1.表紙(H1)
昨年は無かった「東日本大震災復興支援 ~ とどけよう スポーツの力を東北へ! ~」の一文が入りました。
会場の東京都立産業貿易センター台東館のフロアが5階から4階に1階下がっています。
後援に近代3種学生連合が増えました。
昨年は協賛:月刊コンバットマガジンのみでしたが、今年は協力という名称に変わり月刊Gun MagazineとSATマガジンの2誌が増え3誌になっています。
2.グランドマスター保持者(H5)
昨年の8名から3名増え11名になりました。
3.弾速規定(H8)
昨年まで弾速規定の表に6種類のBB弾重量がありましたが、今年は3種類に減りました。その代わりに右側にエネルギー(J)計算式が追加されています。0.989J未満は絶対に守らなければなりません。
4.競技スケジュール(H11)
全プログラム終了時間予定時間が昨年より20分早くなっています。残念ながら参加者が減少したからでしょう。
5.APS公式競技会について(H26)
昨年は本大会後の競技会予定は9月と10月の2件でしたが、今年は11月が増え3件になっています。
6.ハンドガンクラス・グランドチャンピオン(H26)
昨年まで無かった初代から18代までの歴代グランドチャンピオン一覧が追加されました。
7.パーソナルデータシート(H29)
昨年はパーソナルデータシートの下方にtotoのマークが追加されましたが、なぜか今年のは消えています。
昨年の記事では大きな見落としがありました。それは、一昨年までのハンドガンクラスの「フリー部門」の名称がライフルクラス同様に「フリーサイト部門」に変わっていたことです。今年も何か見落としがあるかもしれません。気付いた方は指摘して頂けると幸いです。
それと今年は各所で告知されいる注意が同封されていました。
規定値を超えるような事態はAPSという楽しい競技の存続を脅かすことになり迷惑千万です。くれぐれも注意しましょう。
2012年07月08日
第22回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
基本的にハンドガンクラスと同じ変更がなされてますが、ライフルクラスで異なることを記します。
1.グランドマスター保持者(R5)
前年までマスター保持者5名でしたが、今回は最高位のグランドマスター保持者が3名になりました。
2.部門別表彰(R6)
前年までライフルクラスの表彰はオープンサイト部門に10点ハンデを付けて総合順位で行われていました。今回からハンドガンクラス同様、部門別表彰に改められました。
3.射撃ジャケット、射撃用メガネについて(R10)
ライフルクラスの新設規定で、「射撃ジャケット等の着衣を着用する場合は、3競技全てにおいて、同じ着衣をして競技に挑んでください。射撃用メガネ等の用具を着用する場合も、同様です」の一文が追加されました。ジャケットだけでなく射撃用メガネも3競技同じものを使う必要があります。ハンドガンクラスの方は、現時点でこの規定はなく競技別に射撃用メガネの変更が可能でしょう。
4.競技スケジュール(R11)
全ターン数が27ターンから24ターンに減少し、ライフルクラス全競技終了予定時間が10分早くなっています。しかし、ライフルクラス終了時間は前年と同じ15:20です。
ライフルクラスは、昨年の本大会で最初のグランドマスターが誕生しました。その後の公式競技で更に2名グランドマスターが増え一気に3名なっています。レギュレーションの変更では、射撃ジャケット・射撃用メガネ等の着用は全競技で行うことが新設されました。これには影響を受ける方もいるでしょう。
2012年07月07日
第22回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
遅れましたがAPSカップ本大会公式レギュレーションブックの前年との違いについて記します。
1.表紙(H1)
会場の東京都立産業貿易センター台東館のフロアが4階から5階に1階上がりました。
協賛は月刊Gunが消えてしまったので、月刊コンバットマガジンのみに。そして、第22回APSカップはスポーツ振興くじtotoの助成事業になっています。
2.グランドマスター保持者(H5)
前年の7名から1名増加し8名になりました。
3.公式認定競技銃シール(H6)
公益社団法人 日本近代五種協会表記の新しいタイプと社団法人 日本近代五種・バイアスロン表記の旧タイプのシールが示されています。
4.出場辞退の参加料(H10)
前年は7/8までに連絡し出場辞退する場合、手数料を差し引いた参加料を返金でしたが、今年は辞退での参加料返金はありません。また、無断欠席した場合は翌年以降のAPSカップ参加申込をお断りする場合があると、無断欠席にペナルティを課す方向になったようです。やむを得ず欠席する場合は必ずJASGに連絡しましょう。
5.競技スケジュール(H11)
開場時間は変わりませんが、全プログラム終了時間予定時間は10分早くなっています。オープンサイト部門全競技終了予定時間が30分も早くなっているのに全プログラム終了予定時間は10分しか早くなっていないので、表彰式・抽選会とは別に何かイベントでもあるのでしょうか。
6.ハンドガンクラスの銃検査(H12)
前年は銃検査渋滞が問題になったので、今回はグループ毎にグループ優先時間内に行うように変更されています。グループ優先時間は試射レンジ優先使用時間のことなのでしょう。
7.試射制限(H13)
前年までの試射は、なるべく自分のグループ優先時間内にお願いします。と緩い表現でしたが、今回は「ご自分の優先時間内で試射10発までとします」と制限があります。JASGに確認したところ、1度の試射で撃てるのが10発までで、順番待ちの列に並び直して撃つのは問題ないとのことです。
8.経過時間のコール(H18、H23)
2分間競技のブルズアイとシルエットでは、射撃時間の経過に伴い「1分経過」と「1分30秒経過」のコールがメインジャッジから行われます。これはライフルクラスの2分間競技も同様です。
9.プローンでのマズルコントロール(H24)
シルエット競技の「プローン射撃のコッキングの際、銃の先端が他のレンジや後方など、人のいる方向に向くことのないよう、十分注意すること」の一文が追加されました。マズルコントロール(銃口管理)は安全に射撃競技を行う上で重要なことです。初心者だけでなくベテランシューターでもマズルコントロールが甘い方もいるので十分な注意を心掛けましょう。
10.パーソナルデータシート(H29)
totoの助成事業となったことでパーソナルデータシート下方にtotoのマークが追加されています。
既に2/25のAPS公式記録会で発表され適用されているものもありますが、昨年募集したパブリックコメントに基き色々と変更されています。
ハンドガンクラスで最も大きな変更はメインジャッジからの経過時間コールですが、初期のAPSカップでは同様なことが行われていました。いつの間にか経過時間コールがなくなりましたが今回から復活です。
2011年07月03日
第21回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
大筋ではハンドガンクラスと同じ変更がなされてますが、ライフルクラスで異なることを記します。
1.マスター保持者(R5)
第20回ではマスター保持者が2名でしたが、第21回では5名と3名も増えました。
2.一般禁止事項(R9)
ハンドガンでは「隣のレンジに入るなどして、他の選手の競技を妨害した場合、該当競技失格とします。」の文面が追加されてましたが、ライフルは前回同様で追加されてません。
ハンドガンのブルズアイ・プレート競技レンジは仕切られてますが、ライフルでは全競技仕切りがないことの違いがあるからでしょうか。
3.携行品(R10)
参加料が消えたのはハンドガンと同じですが、ライフルでは第20回に書かれていたJASG入会申込書という項目も消えました。
4.競技スケジュール(R11)
ハンドガン同様エントリーが減っていて全30ターンから全27ターンに減少しタイムテーブルが変化しています。また、第20回は隅田川花火大会のため開場が8:15と早く「お帰りはお早めに」という項目がありましたが今年はありません。
ライフルのマスター保持者増加が昨年との大きな違いです。今年はグランドマスターが誕生するのでしょうか。
2011年07月02日
第21回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
第21回APSカップ本大会公式レギュレーションブックが届き内容を確認したので、前年との違いについて記します。
1.表紙から(H1)
会場が第20回までの東京都立産業貿易センター台東館の6階特設フロアから、第21回は4階特設フロアに階数が変わりました。しかし、会場の構成は同じようなので、窓から見える景色が違う程度の変化ではないかと思います。
また、第20回までは後援の社団法人 近代五種・バイアスロン連合だったのが、社団法人日本近代五種協会と一般社団法人日本バイアスロン連盟に分かれています。
2.誓約から注意事項へ(H2)
第20回まで表紙裏 -CONTENTS- の下側に誓約が書かれてましたが、第21回では注意事項となり項目が増えています。
3.使用することができる銃(H6)
第20回の経過措置がなくなり第21回では完全に公式認定競技銃のみしか使用できなくなりました。それに伴い部門別・使用銃に関する規定からスプリング等エアースポーツガンという項目が消えました。
また、日本近代五種・バイアスロン連合が分離独立したので公式認定銃の認証は「JASGと(旧)社団法人 日本近代五種・バイアスロン連合」という表記になってます。
4.ジャッジスタッフ及び採点について(H9)
第20回では「各レンジを担当するジャッジは公正で正確な採点を行います。」となってましたが、第21回では「各レンジを担当するジャッジは公正で正確な採点を行うよう努めておりますが、」と少しトーンダウンした表現に変わっています。
人間が行うジャッジなので多少のミスもあり得ます。選手自身もルールを熟知し採点確認をしっかり行う必要があります。
5.一般禁止事項(H9)
「隣のレンジに入るなどして、他の選手の競技を妨害した場合、該当競技失格とします。」の文面が追加されています。昨年こういったトラブルがあったのでしょうか。
6.エントリー後の注意(H10)
参加料が前納になったので7/8(金)までに出場辞退で連絡した場合、参加料から事務手数料500円を引いた金額が返金されます。しかし、7/8(金)を過ぎると参加料は返金されません。
また、大会当日の連絡先が追加されました。
7.携行品(H10)
参加料前納に伴い携行品の項目から参加料が消えました。
8.競技スケジュール(H11)
第20回よりエントリーが減っているようでタイムテーブルが変わっています。競技開始・終了時間、試射レンジ優先使用時間が昨年と異なる部分があるので注意が必要です。
9.エントリー手続きから競技終了までの流れ(H12)
参加料が前納されているのでエントリー手続きではレギュレーションブックの提示(JASG会員は会員証もあわせて)になっています。
昨年までと大きな違いは参加料が前納になったこと。また、公式認定競技銃のみで行われる競技になったことです。これらに関しては賛否があるでしょうが、着実に改革している証でもあると思います。
それらと東日本大震災の影響もあってかエントリー数減少は残念ではありますが、欠席者が減ることを期待したものです。
2010年07月23日
第20回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
大筋ではハンドガンクラスと同じ変更がなされてますが、ライフルクラスで異なることを記します。
1.受付・競技時間の変更
全体のスケジュールが早くなってます。受付時間は第19回の08:40から08:15へ25分早まってます。競技時間も第19回の10:00~15:30から09:30~15:00に30分早くなりました。これは、同日開催される隅田川花火大会を考慮したためでしょう。
2.マスター保持者
第19回ではマスター保持者が1名でしたが、第20回では1名増えて2名になりました。ライフルクラスのグランドマスターが第20回で誕生するのでしょうか。
3.空撃ちについて
ハンドガンクラスでは消えた「空撃ちについて」がライフルクラスではR16に存在してました。
4.お帰りはお早めに
競技進行の最後R15に「お帰りはお早めに」が追加されてます。隅田川花火大会とAPSカップ開催が重なるのは過去にもありました。浅草駅周辺は混雑します。早めに帰るべきでしょう。
ライフルクラスには「空撃ちについて」の項目のあるので、ハンドガンクラスの方は誤って削除したような気がします。あと気付いたのは、R7にあるサイズ規定参照のページ数に単純な見直し忘れがあります。
2010年07月22日
第20回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
第20回APSカップ本大会公式レギュレーションの内容を確認したので、前年との違いについて記します。
1.表紙デザインレイアウトの変更
第19回ではバッジ申請点数が手書きで記入しれてましたが、レイアウトが変更されバッジ申請点数もグループナンバー等が印字された白い紙に纏められてます。また、JASGの隣にあったAPSロゴマークが消え「APSカップ本大会」の「APS」がロゴマークの書体になりました。
2.安全確保のためのお願い
第19回まで参加規則に書かれていた安全に関する項目が安全確保のためのお願いとして独立した章になりました。
3.グランドマスター保持者
第19回ではグランドマスター保持者が5名でしたが、2名増えて7名になりました。
4.使用可能な銃の規定
今回大きく変更されたのは参加規則の使用可能な銃の規定でしょう。従来JASG刻印があるエアースポーツガンのハンドガンであれば使用可能でしたが、今回より公式認定競技銃のみで具体的な機種名が明記されるようになりました。経過措置によりガスブローバック等の銃で出場できる最後の大会になります。
5.弾速チェック
エントリー受付後に弾速チェックを行うのは第19回と変わりませんが、「会場内に設置されている弾速測定器において表示された測定値を唯一の判断基準とします」と測定基準が明確化されました。使用するBB弾はJASGが用意したものなので上限に対して十分な余裕が必要でしょう。
6.外部パワーソースの禁止
第19回まで規定されてなかった圧縮気体を銃の外部から供給することが明確に禁止になりました。エアータンクやグリーンガス、外部HFCボンベ接続での使用はできなくなります。
7.一般的注意事項
「安全確保のためのお願い」等に移動した項目もありますが、「大声を発して他の選手の競技を妨げることのないようにしてください」という文言が追加されました。応援の意味でも奇声を発する癖がある人は注意が必要です。
8.時刻表記の変更
時刻表記が第19回までの12時間制から24時間制に変更されてます。
9.空撃ちについて
第19回のレギュレーションブックで存在してた競技説明-3競技共通注意事項にあった「空撃ちについて」の項目が無くなってます。無くても競技中は1発カウント、待機中はドライファイア(時間外)に該当すると思われます。
賛否はあるでしょうが、使用できる銃は公式認定競技銃のみと明確になりました。弾速は、会場内に設置されている弾速測定器において表示された測定値を唯一の判断基準と断定しているので、チューニングによりパワーが上がっている銃は弾速測定器の誤差を考慮する必要があるでしょう。その測定方法についての記述はありませんが、従来通り弾速測定器の直ぐ近くから撃っての測定だと思います。
外部パワーソース禁止も明確になりましたが、グリップ保持規定の手首の定義が示されてません。カスタムハンドレストを使っている人は気になると思うので、手首の定義を明確に欲しかったです。
2009年07月22日
第19回 公式レギュレーションブック ライフル クラス
ライフルクラスは4年ぶりの参加となります。なので昨年度のレギュレーションブックを持ってませんが、弾速チェックを除きハンドガンクラスと同じように変更されていると思います。ライフルクラスのみで変更されているのは次の2点でしょう。
1.銃保持について
第18回まで認められていた、スリングを腕に巻くことが第19回から禁止になりました。
2.ライフルクラス・グランドチャンピオン
第18回までハンドガンクラスのみだったグランドチャンピオン決定戦が第19回からライフルクラスでもプレート競技で実施されます。
スリングについては、極少数のスリングを腕に巻いて撃っていた人には残念な改定ですが、多くの人には影響がないでしょう。ライフルクラスのグランドチャンピオン決定戦が、公式競技会が少ないライフルクラスでも実施されることになりました。来年度はライフルクラスの公式競技会の機会を増やしてグランドチャンピオン決定戦を盛り上げて欲しいものです。
一つ気になるのは、試射レンジ開放時間がR11ページの表に8:40~10:00と記載されてますが、左側の時間との関係から横線の位置が変です。R13ページにも試射レンジ使用時間が8:40~10:00と記載されているので、表の横線が間違ってるのでしょう。
2009年07月21日
第19回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
第19回大会のレギュレーションブックが届き内容を確認したので前回との違いについて記します。細かな表記の変更がほとんどですが、一部大きな変更もありました。
1.表紙の申請点数
第18回まではアドバンスバッジ申請可能な人のみ点数が記入されてました。第19回ではマスターバッジを含めた申請可能点数の記入に変更されています。
2.参加規則の追記
第19回から「公式認定競技銃の使用を推奨する」との一文が追加されました。
3.弾速チェック
第18回までは必要に応じて弾速チェックを随時行うでしたが、第19回ではエントリー後の使用銃チェックでライフルクラスのように全員弾速チェックを行うように改定されました。なお、弾速チェックで使用するBB弾は運営側で用意したBB弾を使用するので銃本体やマガジンを空にしておく必要があります。
4.カスタムパーツ
第18回までの「公認カスタムパーツ」が「JASGが認証したパーツ」へと表記が変更されています。
5.撮影についての追記
「個人的な使用以外の目的で使用しないでください。商用等の目的で使用する場合には、協会の許可が必要です。」の一文が追加されてます。
6.エントリーフィー変更
第19回で最も大きな変更点だと思います。エントリフィーは一般5,000円、JASG会員4,000円になりました。結構大きな値上げですが、今までが安すぎた感があったので適正な料金と言えなくもないでしょう。18歳未満のJASG会員は3,000円になっています。
7.競技ローテーション表とレンジ指定詳細の削除
第18回まであった競技ローテーション表とレンジ指定の細かな番号指定についての記載が削除されてます。レギュレーションブック裏面のターン表で十分との判断でしょう。
8.マスターバッジ受付タイミングの変更
第18回では「各バッジは表彰式終了後から受付・授与します」と「自分のグループ成績一覧表掲示後から受付」の両方が記載されていて判断に悩みましたが、第19回では「各バッジは表彰式終了後から受付・授与します」のみになりました。
9.総合ランキング表
第18回まであったJASG会員への紙の総合ランキング表の無料送付が廃止になりました。以前からJASGのHP上に掲載されるので必要な人は印刷することで対応できます。とは言えネット接続できない人にとっては残念な改定になりました。有料配布の申し込みについては変更ありません。
10.ジャッジへの質問について
第18回までの「ストップについて」が「ジャッジへの質問について」に表題が変更されてます。一部表現が変わってますが、内容はほぼ同じです。
11.大会当日のレギュレーション上の問題について
第18回までは「記載外のルールについて」になってました。表現が変わってますが、レギュレーション上の問題は競技運営委員長の裁定であることは変わりません。
弾速チェックが全員行われるようになったことと、エントリーフィー改定の2つが大きな変更点です。弾速チェックは自分が使用するBB弾を使わないので上限ギリギリのパワーセッティングだとオーバーする恐れもあり注意が必要です。
エントリーフィーの値上げは残念なことではありますが、東京以外での講習会や記録会などの活動が増えることを期待します。
2008年07月22日
第18回 公式レギュレーションブック ハンドガン クラス
すでに第18回 公式レギュレーションブックは届いてましたが、なかなか確認する時間が無く放置してました。やっと確認できましたので前回第17回との違いについて記します。いつものようにハンドガンクラスのみとなります。
1.スタッフシャツ変更
以前のAPSロゴ入りスタッフシャツから、JASGロゴ入りのポロシャツへと変更になってます。この変更があったため、APS GEARとしてAPSポロシャツが発売されたのでしょう。
2.公式認定競技銃ガスガンのみオープンサイト部門参加可能に
前回の公式レギュレーションブックで検討中だった、公式認定競技銃ガスガンのオープンサイト部門参加。今年3/1から認められるようになりました。これにより、GP100(オープンサイトを搭載したGP110も)でオープンサイト部門に出場する人も多いと予想されます。
3.シュートオフ廃止、同点者の順位決定
前回まで1~6位の入賞枠で同一得点の選手が存在する場合に行うシュートオフが廃止になりました。また、入賞以外の50音順の順位表示も廃止です。それに代わり次の方法で順位が決められます。
1.ブルズアイ競技Xの数が多い
2.Xの数が同じなら、ブルズアイ競技の点数が高い
3.ブルズアイ競技の点数が同じなら、プレート競技の点数が高い
4.プレート競技の点数も同じなら同順位
以上の順で高順位となります。
4.問合せ先、辞退時の連絡先変更
今まで、大会までの間の問い合わせ先はマルゼンでしたが、日本エアースポーツガン協会に変更になってます。また、辞退時の連絡先も同様に日本エアースポーツガン協会に変更されてます。
5.JASG会員エントリーフィー変更
従来、JASGユーザー会員は更新料(年会費2,000円)をAPSカップエントリー時に支払い1クラス無料でした。しかし、昨年より更新・年会費が不要になったので、今大会よりJASGユーザー会員は1クラスのみエントリーフィー2,000円になりました。(名目が変わっただけで、支払う金額に変化はありません)
6.APS公式競技会
昨年までAPSカップ公式店舗練習会・公式講習会等になっていたものが、APS公式競技会に変わっています。協力企業や協力店舗が主催する公式練習会とJASG主催の公式記録会などに定義が少し変わりました。
7.JASGグランドチャンピオン決定戦対象者増加
前回までJASGグランドチャンピオン決定戦は、オープンサイト部門優勝者とフリー部門優勝者に公式店舗練習会のトップ選手の3名でした。
今回からオープンサイト部門優勝者とフリー部門優勝者に公式競技会のオープンサイト部門トップとフリー部門トップの4名で行うことになりました。前回から1名の増加です。
以上7項目の中で目に見えて変更されたのは、スタッフシャツの変更ではないでしょうか。今まであったようなイラストも無いので、どのようなデザインになっているのか気になります。
前回、オープンサイトのGP100でフリー部門に出場した方には待望の改定となりました。だた現時点でGPしか対象が無いことは残念です。
同点者の順位決定方法は、ずっと以前の方法と似たものだと思います。ブルズアイのXの意味を考えると正しい変更でしょう。
今年、JASGの公式行事が増えたのはJASGグランドチャンピオン決定戦対象者増加を見越してのことだったのでしょうか。キャンセル待ちが多数でるほど今年のエントリーが増えたのは、APS研究室を主宰する身として嬉しい。しかし、キャンセル待ちの方のことを思うと複雑な気分です。
1.スタッフシャツ変更
以前のAPSロゴ入りスタッフシャツから、JASGロゴ入りのポロシャツへと変更になってます。この変更があったため、APS GEARとしてAPSポロシャツが発売されたのでしょう。
2.公式認定競技銃ガスガンのみオープンサイト部門参加可能に
前回の公式レギュレーションブックで検討中だった、公式認定競技銃ガスガンのオープンサイト部門参加。今年3/1から認められるようになりました。これにより、GP100(オープンサイトを搭載したGP110も)でオープンサイト部門に出場する人も多いと予想されます。
3.シュートオフ廃止、同点者の順位決定
前回まで1~6位の入賞枠で同一得点の選手が存在する場合に行うシュートオフが廃止になりました。また、入賞以外の50音順の順位表示も廃止です。それに代わり次の方法で順位が決められます。
1.ブルズアイ競技Xの数が多い
2.Xの数が同じなら、ブルズアイ競技の点数が高い
3.ブルズアイ競技の点数が同じなら、プレート競技の点数が高い
4.プレート競技の点数も同じなら同順位
以上の順で高順位となります。
4.問合せ先、辞退時の連絡先変更
今まで、大会までの間の問い合わせ先はマルゼンでしたが、日本エアースポーツガン協会に変更になってます。また、辞退時の連絡先も同様に日本エアースポーツガン協会に変更されてます。
5.JASG会員エントリーフィー変更
従来、JASGユーザー会員は更新料(年会費2,000円)をAPSカップエントリー時に支払い1クラス無料でした。しかし、昨年より更新・年会費が不要になったので、今大会よりJASGユーザー会員は1クラスのみエントリーフィー2,000円になりました。(名目が変わっただけで、支払う金額に変化はありません)
6.APS公式競技会
昨年までAPSカップ公式店舗練習会・公式講習会等になっていたものが、APS公式競技会に変わっています。協力企業や協力店舗が主催する公式練習会とJASG主催の公式記録会などに定義が少し変わりました。
7.JASGグランドチャンピオン決定戦対象者増加
前回までJASGグランドチャンピオン決定戦は、オープンサイト部門優勝者とフリー部門優勝者に公式店舗練習会のトップ選手の3名でした。
今回からオープンサイト部門優勝者とフリー部門優勝者に公式競技会のオープンサイト部門トップとフリー部門トップの4名で行うことになりました。前回から1名の増加です。
以上7項目の中で目に見えて変更されたのは、スタッフシャツの変更ではないでしょうか。今まであったようなイラストも無いので、どのようなデザインになっているのか気になります。
前回、オープンサイトのGP100でフリー部門に出場した方には待望の改定となりました。だた現時点でGPしか対象が無いことは残念です。
同点者の順位決定方法は、ずっと以前の方法と似たものだと思います。ブルズアイのXの意味を考えると正しい変更でしょう。
今年、JASGの公式行事が増えたのはJASGグランドチャンピオン決定戦対象者増加を見越してのことだったのでしょうか。キャンセル待ちが多数でるほど今年のエントリーが増えたのは、APS研究室を主宰する身として嬉しい。しかし、キャンセル待ちの方のことを思うと複雑な気分です。
2008年06月21日
APSカップのファールについて 3.シルエット競技
基本的なファールはブルズアイ競技と同様ですが、シルエット競技固有で注意すべきことがあります。
シルエット競技のファール内容と防止のポイント
(1)ラインオーバー
シルエット競技は床に敷かれたカーペットの前側と左右の端がラインとなります。床に接している足や手がカーペットの範囲内であれば、空中部分に体や銃がはみ出るのは問題ありません。しかし、左右方向のはみ出しは、意識することが少ないので体の大きな人は注意が必要でしょう。
(2)スタンバイ姿勢違反
シルエット・プローン競技は銃口を下げてサイティングできない状態がスタンバイ姿勢となります。周りから見てはっきり判るような姿勢にして下さい。また、クリードマンスタイルの場合は銃を90度横に倒すことで、サイティング不可にするのもスタンバイ姿勢になります。
シルエット競技のファール内容と防止のポイント
(1)ラインオーバー
シルエット競技は床に敷かれたカーペットの前側と左右の端がラインとなります。床に接している足や手がカーペットの範囲内であれば、空中部分に体や銃がはみ出るのは問題ありません。しかし、左右方向のはみ出しは、意識することが少ないので体の大きな人は注意が必要でしょう。
(2)スタンバイ姿勢違反
シルエット・プローン競技は銃口を下げてサイティングできない状態がスタンバイ姿勢となります。周りから見てはっきり判るような姿勢にして下さい。また、クリードマンスタイルの場合は銃を90度横に倒すことで、サイティング不可にするのもスタンバイ姿勢になります。
2008年06月19日
APSカップのファールについて 2.プレート競技
プレート競技のファールも概ねブルズアイ競技と同様ですが、プレート競技固有のものもあります。
プレート競技のファール内容と防止のポイント
(1)フライング
スタンバイ、レディの後、ブザー音の前に銃口が下45度以上の角度に上がるとフライングとなります。1回目は注意ですが、2回目以降は-4点づつのペナルティとなります。
確実にブザー音が鳴ってから銃を上げるように練習しておくことが大切です。
(2)ミスショット
撃つべき場所の先のプレート倒した場合はミスショットとなり加点が4点で減点は-7点、結果として-3点となります。ミスショットをした場合、次に撃つべき場所は戻りますが、ジャッジによく確認して再度のミスショットを防止して下さい。
(3)複数ショット
1枚に対し1発しか撃てないのを2発以上発射し倒した場合。故意にダブルタップのような撃ち方をすることは無いと思いますが、ダブルチャージに気づかす撃った場合や連射可能なガスガンがフルオート状態になった場合に発生します。
複数ショットでは、初弾で倒した場合のみ4点は加算され、減点は-4点で余分な弾数の回数休み。しかし、余分な弾数の回数休めない場合は、休めない回数×-4点となります。
損失が大きなファールなので、銃のトラブルが発生しないようメンテナンスをすることが大切です。また、ファールにはなりませんが、装填時のミスで空撃ちになった場合は該当プレートを倒せなくなります。弾の装填状態を常に把握できるようにして下さい。
プレート競技のファール内容と防止のポイント
(1)フライング
スタンバイ、レディの後、ブザー音の前に銃口が下45度以上の角度に上がるとフライングとなります。1回目は注意ですが、2回目以降は-4点づつのペナルティとなります。
確実にブザー音が鳴ってから銃を上げるように練習しておくことが大切です。
(2)ミスショット
撃つべき場所の先のプレート倒した場合はミスショットとなり加点が4点で減点は-7点、結果として-3点となります。ミスショットをした場合、次に撃つべき場所は戻りますが、ジャッジによく確認して再度のミスショットを防止して下さい。
(3)複数ショット
1枚に対し1発しか撃てないのを2発以上発射し倒した場合。故意にダブルタップのような撃ち方をすることは無いと思いますが、ダブルチャージに気づかす撃った場合や連射可能なガスガンがフルオート状態になった場合に発生します。
複数ショットでは、初弾で倒した場合のみ4点は加算され、減点は-4点で余分な弾数の回数休み。しかし、余分な弾数の回数休めない場合は、休めない回数×-4点となります。
損失が大きなファールなので、銃のトラブルが発生しないようメンテナンスをすることが大切です。また、ファールにはなりませんが、装填時のミスで空撃ちになった場合は該当プレートを倒せなくなります。弾の装填状態を常に把握できるようにして下さい。
2008年06月17日
APSカップのファールについて 1.ブルズアイ競技
APSカップにはいくつかのファールがあり、それに応じたペナルティがあります。競技説明に書かれた競技動作の手順で競技を行う限りペナルティを受けることはありません。
しかし、毎回数人がペナルティを受けているのも事実です。例え満射してもペナルティを受け減点されることもあり得ます。得点が減点されないようファール防止のポイントを挙げてみました。
ブルズアイ競技のファール内容と防止のポイント
(1)トリガーに指を掛ける(発射時以外)
安全なシューティングの基本として『トリガーに指を掛けていいのは、銃口をターゲットに向けている間のみ』これを意識して練習を行い身に付けることで、このミスは無くせるはずです。
(2)銃口が下方かターゲット方向以外
・サバイバルゲームと異なり絶対に人がいる方向へ銃口を向けてはいけません。
・レンジ内で銃口を向けてよいのは下方かターゲット方向のみとなります。
・蓄圧あるいはコッキング動作時の銃口の向きに注意して下さい。
・銃をテーブルに置く際、銃口がターゲット方向に向くようにテーブルの位置を決めて下さい。
(3)セフティを掛けてない
・セフティ解除は、ジャッジの指示があってから5発の発射が終わるまでです。5発の発射が終わったらセフティを掛けます。
・APS-3の初期型で、構造上コッキングしないとセフティを掛けられない場合は、マガジンを外し銃にBB弾が存在しない状態でコッキングしセフティを掛ける、あるいはコッキングせずコンプレストレバーを開放するなど安全な状態にします。
(4)ゴーグル類をしてない
・必ず待機場所に入る前にゴーグル類を装着。
・全競技終了し競技エリアを出るまで外さないようにします。
(5)ラインオーバー
ブルズアイ競技のシューティングラインはアルミ部材となっていて明確な段差があるので足を乗せたり、跨いだりしなければラインオーバーはありません。ライン内側に足をくっつけて撃つのは問題ありません。(だだし第18回大会まで)
※第19回大会では、ブルズアイ・プレート競技共にシューティングラインのアルミ部材が無くなり白いラインテープによるラインに変わりました。そのため、ラインオーバーに注意する必要があります。
(6)空撃ちした
・競技開始前の空撃ちはペナルティとなるので、必要な場合はジャッジに申告して空撃ち箱等への空撃ちを行います。
・コッキング後に銃口からBB弾がこぼれた場合、ジャッジに申告して再装填し空撃ちを予防します。
・競技中の空撃ちは1発の発射とカウントされるので減点になりませんが、得点の機会を失うことになります。
(7)レンジ内暴発
故意の暴発
銃口をターゲットに向けたとき以外でトリガーに触れて発射した場合のことです。(1)で述べた『トリガーに指を掛けていいのは、銃口をターゲットに向けている間のみ』を確実にできるようにします。
トラブルによる暴発
偶発故障による暴発は運が無かったと諦めるしかありません。しかし、トラブルが起きないよう銃のメンテナンスをしっかり行って、未然に防ぐことを心掛けるべきです。
(8)スタンバイ姿勢違反
・スタンバイ姿勢は銃口および腕を下方45度以下にし、トリガーに指を掛けないことに注意します。
・ブルズアイ競技は時間に余裕があるので、腕を伸ばし銃口を下げた楽な待機姿勢でスタンバイしても問題ありません。
(9)5発を超える発射
・発射弾数は数えること。わからなくなったらジャッジに聞いて下さい。
・ダブルチャージをした場合、ジャッジに申告し空撃ち箱等へ発射して弾を抜き再装弾、給弾を行います。時間のロスはあってもファールにならないようにすべきです。
(10)タイムオーバー
・2分間で5発を確実に撃てるよう時間配分を考える必要があります。
・残り時間が不明の場合、ジャッジに聞いて下さい。
・必要なら時計やストップウォッチ等で競技時間を自己管理するようにします。
しかし、毎回数人がペナルティを受けているのも事実です。例え満射してもペナルティを受け減点されることもあり得ます。得点が減点されないようファール防止のポイントを挙げてみました。
ブルズアイ競技のファール内容と防止のポイント
(1)トリガーに指を掛ける(発射時以外)
安全なシューティングの基本として『トリガーに指を掛けていいのは、銃口をターゲットに向けている間のみ』これを意識して練習を行い身に付けることで、このミスは無くせるはずです。
(2)銃口が下方かターゲット方向以外
・サバイバルゲームと異なり絶対に人がいる方向へ銃口を向けてはいけません。
・レンジ内で銃口を向けてよいのは下方かターゲット方向のみとなります。
・蓄圧あるいはコッキング動作時の銃口の向きに注意して下さい。
・銃をテーブルに置く際、銃口がターゲット方向に向くようにテーブルの位置を決めて下さい。
(3)セフティを掛けてない
・セフティ解除は、ジャッジの指示があってから5発の発射が終わるまでです。5発の発射が終わったらセフティを掛けます。
・APS-3の初期型で、構造上コッキングしないとセフティを掛けられない場合は、マガジンを外し銃にBB弾が存在しない状態でコッキングしセフティを掛ける、あるいはコッキングせずコンプレストレバーを開放するなど安全な状態にします。
(4)ゴーグル類をしてない
・必ず待機場所に入る前にゴーグル類を装着。
・全競技終了し競技エリアを出るまで外さないようにします。
(5)ラインオーバー
ブルズアイ競技のシューティングラインはアルミ部材となっていて明確な段差があるので足を乗せたり、跨いだりしなければラインオーバーはありません。ライン内側に足をくっつけて撃つのは問題ありません。(だだし第18回大会まで)
※第19回大会では、ブルズアイ・プレート競技共にシューティングラインのアルミ部材が無くなり白いラインテープによるラインに変わりました。そのため、ラインオーバーに注意する必要があります。
(6)空撃ちした
・競技開始前の空撃ちはペナルティとなるので、必要な場合はジャッジに申告して空撃ち箱等への空撃ちを行います。
・コッキング後に銃口からBB弾がこぼれた場合、ジャッジに申告して再装填し空撃ちを予防します。
・競技中の空撃ちは1発の発射とカウントされるので減点になりませんが、得点の機会を失うことになります。
(7)レンジ内暴発
故意の暴発
銃口をターゲットに向けたとき以外でトリガーに触れて発射した場合のことです。(1)で述べた『トリガーに指を掛けていいのは、銃口をターゲットに向けている間のみ』を確実にできるようにします。
トラブルによる暴発
偶発故障による暴発は運が無かったと諦めるしかありません。しかし、トラブルが起きないよう銃のメンテナンスをしっかり行って、未然に防ぐことを心掛けるべきです。
(8)スタンバイ姿勢違反
・スタンバイ姿勢は銃口および腕を下方45度以下にし、トリガーに指を掛けないことに注意します。
・ブルズアイ競技は時間に余裕があるので、腕を伸ばし銃口を下げた楽な待機姿勢でスタンバイしても問題ありません。
(9)5発を超える発射
・発射弾数は数えること。わからなくなったらジャッジに聞いて下さい。
・ダブルチャージをした場合、ジャッジに申告し空撃ち箱等へ発射して弾を抜き再装弾、給弾を行います。時間のロスはあってもファールにならないようにすべきです。
(10)タイムオーバー
・2分間で5発を確実に撃てるよう時間配分を考える必要があります。
・残り時間が不明の場合、ジャッジに聞いて下さい。
・必要なら時計やストップウォッチ等で競技時間を自己管理するようにします。
2008年05月31日
APSカップ ハンドガン銃規定 その3
セフティの規定
セフティが無い銃は、参加できません。また、基本的にレンジ外では常にセフティをかけておく必要があります。しかし、APS-3の初期タイプでコッキングしないとセフティをかけられないものがあります。その場合、BB弾無しでコッキングしセフティをかける。または、BB弾・マガジンを抜き常に銃口カバーを装着するかケースに入れる等で安全状態を保ちます。
BB弾の規定
一般的な6mmBB弾であれば、特に制限はありません。しかし、精密射撃に使える精度の良いBB弾は限られるので、それほど多くの選択肢はないと思います。
なお、公式レギュレーションブックに記載されてませんが、8mmBB弾はJASG銃用でないのと着弾判定に支障があるので使用不可でしょう。
目の保護規定
目を保護する何からの保護具は必要ですが、どのようなものを使うかは自己責任で自由に選定可能です。レンジ付近では、時々兆弾が飛んできます。
各レンジには、レンタルグラスが常備されてますが、自分に合ったものを用意して使用すべきです。
運搬の規定
会場外では、銃が見えないようケースやカバン等に入れて運搬します。また、工具としてマルチプライヤーや多機能ナイフ、カッター等の刃物を持っていると警察に連行される恐れもあるので十分注意が必要です。
会場内では、ケースやカバン等に入れて運搬するか、銃口カバーを装着し銃口を下向きにしての運搬、あるいはホルスターに入れるなどが可能です。いずれの方法でも、銃を安全な状態に保ち、特に観客側に銃口を向けることが無いようにして下さい。
その他
会場内では、競技中や試射レンジ使用中を除き無許可でBB弾の発射や空撃ちができません。修理等で必要な場合は、スタッフの許可が必要となります。
以上の銃規定の一部も含まれますが、一般的禁止事項と言うマナーに反する方が重いペナルティが科されます。どんなに競技が巧くても、スポーツとしてのシューティングルールを守らないと失格や退場になってしまいます。レギュレーションはよく熟読し、疑問点は事前、または会場で確認することが大切です。
セフティが無い銃は、参加できません。また、基本的にレンジ外では常にセフティをかけておく必要があります。しかし、APS-3の初期タイプでコッキングしないとセフティをかけられないものがあります。その場合、BB弾無しでコッキングしセフティをかける。または、BB弾・マガジンを抜き常に銃口カバーを装着するかケースに入れる等で安全状態を保ちます。
BB弾の規定
一般的な6mmBB弾であれば、特に制限はありません。しかし、精密射撃に使える精度の良いBB弾は限られるので、それほど多くの選択肢はないと思います。
なお、公式レギュレーションブックに記載されてませんが、8mmBB弾はJASG銃用でないのと着弾判定に支障があるので使用不可でしょう。
目の保護規定
目を保護する何からの保護具は必要ですが、どのようなものを使うかは自己責任で自由に選定可能です。レンジ付近では、時々兆弾が飛んできます。
各レンジには、レンタルグラスが常備されてますが、自分に合ったものを用意して使用すべきです。
運搬の規定
会場外では、銃が見えないようケースやカバン等に入れて運搬します。また、工具としてマルチプライヤーや多機能ナイフ、カッター等の刃物を持っていると警察に連行される恐れもあるので十分注意が必要です。
会場内では、ケースやカバン等に入れて運搬するか、銃口カバーを装着し銃口を下向きにしての運搬、あるいはホルスターに入れるなどが可能です。いずれの方法でも、銃を安全な状態に保ち、特に観客側に銃口を向けることが無いようにして下さい。
その他
会場内では、競技中や試射レンジ使用中を除き無許可でBB弾の発射や空撃ちができません。修理等で必要な場合は、スタッフの許可が必要となります。
以上の銃規定の一部も含まれますが、一般的禁止事項と言うマナーに反する方が重いペナルティが科されます。どんなに競技が巧くても、スポーツとしてのシューティングルールを守らないと失格や退場になってしまいます。レギュレーションはよく熟読し、疑問点は事前、または会場で確認することが大切です。
2008年05月30日
APSカップ ハンドガン銃規定 その2
サイズ・弾速等の規定
サイズは、バレル水平で計測し全長600mm以下。また、グリップ後端部を伸長する場合、グリップ後端部より200mm以下が限度です。ただし、保持規定上これ等が、手首より後ろの腕などに触れることはできません。
パワー(弾速)規定は0.8Jを基準とし、0.989J未満であることが絶対条件です。バレル、シリンダー、ストライカー廻りのカスタムやBB弾の種類、温湿度の違いによってパワーが高くなることがあります。ノーマルでも高いパワーのAPS-3をカスタムした場合は、事前に確認すべきでしょう。
BB弾の重量とパワー(弾速)規定の関係を単純計算すると、次のようになります。

いかなる場合でも、赤の上限値未満をキープしなければなりません。
サイズは、バレル水平で計測し全長600mm以下。また、グリップ後端部を伸長する場合、グリップ後端部より200mm以下が限度です。ただし、保持規定上これ等が、手首より後ろの腕などに触れることはできません。
パワー(弾速)規定は0.8Jを基準とし、0.989J未満であることが絶対条件です。バレル、シリンダー、ストライカー廻りのカスタムやBB弾の種類、温湿度の違いによってパワーが高くなることがあります。ノーマルでも高いパワーのAPS-3をカスタムした場合は、事前に確認すべきでしょう。
BB弾の重量とパワー(弾速)規定の関係を単純計算すると、次のようになります。
いかなる場合でも、赤の上限値未満をキープしなければなりません。