2019年07月26日

第29回APSカップ分析 その0

 今年もJASGが早々に公開した競技結果を元にAPSカップ本大会分析シリーズを開始します。最初は参加者推移から。

0.参加者推移

0-1.ハンドガンクラス参加者推移
第29回APSカップ分析 その0
 1993年の第1回から第29回大会までの参加者数推移を示した棒グラフです。赤がオープンサイト部門、青はフリーサイト部門の参加者数。

 オープンサイト部門は昨年より31名増の202名、フリーサイト部門は12名増の82名でした。今回の新規参加者はオープンサイト部門が59名、フリーサイト部門が28名で合わせて87名もの方が新たにAPSカップへ参加しています。

 エントリーしても様々な事情で欠場した方が、オープンサイト部門で5名、フリーサイト部門で2名いたようです。欠席率2.8%は例年より少ない傾向でした。

 両部門合わせて284名は過去最高の参加者数で、このまま増加が続けば次回には300名の大台を突破しそうな勢いがあります。競技枠を増やすためJASGには競技進行の見直し等の検討を期待したいものです。

 ハンドガンクラスはホビーショップフロンティアの山中社長やマック堺さんの普及活動、コンバットマガジン等の雑誌記事、各地でAPS練習会や体験会が増えていること、公式認定競技銃が通年的に購入可能なことなどが相まって参加者の大幅な増加を生んでいるようです。


0-2.ライフルクラス参加者推移
第29回APSカップ分析 その0
 ライフルクラスは第1~3回と第10回は開催されていません。グレーはオープンサイト部門、紫がフリーサイト部門の参加者数です。

 今年は両部門合計では前年と参加者数が同じでした。オープンサイト部門は前年より3名増加していますが、フリーサイト部門は3名の減少です。オープンサイト部門の方は僅かながら増加傾向にあるのに対しフリーサイト部門は減少が続いています。

 ライフルクラスとハンドガンクラスの参加者数の差は開く一方です。まずは公式認定競技銃が再販されて新規参加者への門戸を開くことが求めらているのではないでしょうか。



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Posted by MAGI at 00:11│Comments(0)分析
 
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