2007年09月02日

第17回APSカップハンドガン部門分析13

4.機種別分析

 トータル、ブルズアイ、プレート、シルエット及びXについて、それぞれの満点を100%としたレーダーチャートに纏め、機種・部門別に示す。面積の大きさがポテンシャルの高さを表す。

 4.1 APS-3

 オープン

第17回APSカップハンドガン部門分析13

 最高点だけを見ると非常にバランスが取れているように見えポテンシャルの高さを感じさせる。だが、シルエットの平均点が低いのが気になる。APS-3は初速が速くフラットな弾道なのでシルエット向きと思われたが、間隔の広いオープンサイトではシルエットターゲットの照準が難しいのであろうか。
 最低点はとても低いが、不慣れな初心者も多く装填トラブルなどで集中を欠いた結果であろう。APS-3はアッパーカバーを先に開かないとコンプレストができないなど、操作手順が最も煩雑で十分な慣れが必要である。この点、練習量の少ないシューターには不向きと言える。
 Xの高さは8Xという抜きんでたXを記録した、吉田英雄選手のAPS-3カスタムによるものである。

 フリー

第17回APSカップハンドガン部門分析13

 最高点ではオープン程バランス良く見えないが、平均点は高い。特にブルズアイの高さが際立つ。ブルズアイは平均で83点と驚異的に高くAPS-3の命中精度の高さの一端を示しているように思われる。
 今回、千葉良男選手が優勝した。



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Posted by MAGI at 20:48│Comments(0)分析
 
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