2016年07月09日

ハンドライフル方針転換

 第26回APSカップ東京本大会ライフルクラスに向けてAPS-3ベースのハンドライフル使用の準備を進めてきましたが、ダットサイトを近くで覗いた場合のパララックスが思いのほか大きく正確な照準が難しいと感じます。

 APS-3はコッキング機構を大幅に改造しない限りライフルスコープ搭載は難しいので、当初の方針を転換しハンドライフルのベースをライフルスコープが搭載し易いAPS-1GMに変更することにしました。

 幸いなことにAPS-3とAPS-1GMのグリップレストは多少の違いはあるものの同じような寸法・形状です。
ハンドライフル方針転換
 グリップレスト装着型で作っていたのでAPS-3からAPS-1GMへ一切の加工なしに金具ストックを付け替えることができました。

 APS-1GMに金具ストックは簡単に装着できましたが、フリーダム・アートのアウターバレルセットのマウントベースマガジン部にライフルスコープを搭載できず、短くなったオリジナルのマウントベースを使うことになりました。ベース銃はAPS-1GM 6号機です。
ハンドライフル方針転換
 手持ちのライフルスコープで最軽量の2~7X32ライフルスコープを使いましたが、アイレリーフが短く搭載位置を後ろにする必要がありマウントリングを前側連結にして搭載。少々無理がある感じです。

 スコープを覗くためには低いチークピースだと意味がありません。
ハンドライフル方針転換
 APS-3+ダットサイトでは通用したこのチークピースには無理があります。

 以前APS-1GMライフル化検討で購入していたAPS-1グランドマスター用のマウントベースの存在を思い出しました。
ハンドライフル方針転換
 これを使用することで無理のあるスコープ搭載方法を改めることができます。

 APS-1GMのマウントベース部を取り外し。
ハンドライフル方針転換
 リアサイトを外します。

 APS-1グランドマスター用のマウントベースを前後を逆にして取り付け後方にマウントベースを延長します。
ハンドライフル方針転換
 これでマウントリングを通常位置にセットしてライフルスコープを搭載できました。

 チークピースは暫定的に手持ちのL字型金具を2つ組み合わせて装着です。
ハンドライフル方針転換
 この時点での全体像。
ハンドライフル方針転換
 チークピースの強度的には悪くないものの、高さの微調整ができないので別の方法を考えます。

 入手可能な長いネジの組み合わせで高さ調整可能なチークピースに作り変えました。
ハンドライフル方針転換
 50mと60㎜の長さのネジを連結ナットで延長し高さを稼ぎます。高さの微調整は、下の蝶ネジとナットにより可能に。チークピース自体は前の部品を流用。

 まだ微調整が必要ですがAPS-1GMハンドライフルの全体像です。
ハンドライフル方針転換
 フロンティア・シューティングレンジを使い10m実射しながら最終調整を行います。

 第26回APSカップ東京本大会ライフルクラスのエントリーをAPS-3LE2011で申請しましたが、これを使うことにしたのでJASGへAPS-1GMハンドライフルに変更申請済みです。



同じカテゴリー(カスタム)の記事画像
APS-1GMライフル2022 その20
APS-1GMライフル2022 その19
APS-1GMライフル2022 その18
APS-1GMライフル2022 その17
APS-1GMライフル2022 その16
APS-1GMライフル2022 その15
同じカテゴリー(カスタム)の記事
 APS-1GMライフル2022 その20 (2022-06-21 00:14)
 APS-1GMライフル2022 その19 (2022-05-06 00:11)
 APS-1GMライフル2022 その18 (2022-05-05 00:10)
 APS-1GMライフル2022 その17 (2022-04-25 00:10)
 APS-1GMライフル2022 その16 (2022-04-11 00:16)
 APS-1GMライフル2022 その15 (2022-04-07 00:12)
Posted by MAGI at 00:14│Comments(0)カスタム
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。