2015年10月09日

APS-3LE2015コッキングトラブル

APS-3LE2015コッキングトラブル
 APS-3LE2015に同封されていた注意書きにある暴発現象が私のLE2015では3度発生しました。

 1度目は9/26の土曜APS無料練習会でプレート練習中、2度目は自宅で縮小プレート練習中、3度目は10/5のAPS平日無料練習会で点取りのプレート競技中と、何故かプレート中に発生しています。このとき開いていたアッパーカバーも倒れますがBB弾がチャンバーに装填されず発射はしていません。

 プレート中に発生するのは偶然ではなく理由がありそうです。推定される原因は、アッパーカバーを開く動作が早過ぎると弱いシアーBスプリングの影響でシアーAとシアーBの接合が極端に浅くなり少しのショックでもシアーの接合が外れてしまうことで発生していると考えられます。ブルズアイ・シルエットに較べプレートでは動作が早くなる傾向がありトラブルが発生したのでしょう。

 プレートのときは他の2競技よりアッパーカバーを開ける動作を含め全てを早くしている傾向にあるので、プレートでのみトラブルが出ているのでしょう。

 現時点で私が実行可能なこのトラブルへの対策はアッパーカバーを開ける動作をゆっくり行うことです。

 従来アッパーカバーを開けるときは左側の指掛け部分を掴んで操作していました。
APS-3LE2015コッキングトラブル
 一般的な方法ですが、このやり方のままだと再び早い操作をしてしまう懸念が消えません。

 そこでアッパーカバー前部を人差し指と中指の2本の指で引き上げる方法に改めます。
APS-3LE2015コッキングトラブル
 この際、ストライカーの動きを指先の感覚で感じながら操作することで自然にゆっくりとした動作になることを狙いました。

 もちろんコンプレストレバー操作もゆっくり丁寧に行うことも忘れてはなりません。従来のAPS-3と異なるチューニングが成されたシアーを持つLE2015なので扱いには慎重さが要求されます。

 この対策で今後再発しなければ良いのですが...。

 LE2015では使用説明書のコッキング/コンプレスト操作手順と違う、アッパーカバーを開いて直ぐ閉じBB弾をチャンバーに装填するような操作で暴発した場合は通常のパワーでBB弾が発射されてしまうので非常に危険です。アッパーカバーを開いたままコンプレスト操作を行いましょう。



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Posted by MAGI at 00:14│Comments(2)トラブル
この記事へのコメント
実体験を
正確にリポートされていて
さすがMAGI先生と思うばかりです
Posted by RISKY at 2015年10月09日 11:41
これがLE2015最大のウィークポイントだと思います。

この不安が無ければベストなAPS競技銃と言えるのに
実に惜しいです。
Posted by MAGI at 2015年10月09日 22:43
 
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