スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  
Posted by ミリタリーブログ at

2018年07月30日

第28回APSカップ分析 その0

 今年もJASGが公開した競技結果を元にAPSカップ本大会分析シリーズを開始します。最初は参加者推移から。

0.参加者推移

0-1.ハンドガンクラス参加者推移

 1993年の第1回から第28回大会までの参加者数推移を示した棒グラフです。赤がオープンサイト部門、青はフリーサイト部門の参加者数。

 オープンサイト部門は昨年より12名増の171名、フリーサイト部門は10名増の70名でした。今回の新規参加者はオープンサイト部門が48名、フリーサイト部門が14名で合わせて62名もの方が新たにAPSカップへ参加したようです。
17775252
 エントリーしても様々な事情で欠場した方が、オープンサイト部門で6名、フリーサイト部門で5名いました。欠席率4.4%は例年より少し多くなっています。

 それでも参加者241名は過去3番目の記録で、オープンサイト部門に限ると2年連続で過去最高参加者数を更新中です。

 ハンドガンクラスは各所でのAPS練習会や体験会が増えていること、公式認定競技銃が通年的に購入可能なことなどで新規参加し易い状況への努力が続いています。それらが参加者増加に結びついているのでしょう。


0-2.ライフルクラス参加者推移

 ライフルクラスは第1~3回と第10回は開催されていません。グレーはオープンサイト部門、紫がフリーサイト部門の参加者数です。

 今年は参加者が大幅に減少しました。オープンサイト部門に限ると前年より1名増加していますが、フリーサイト部門は29名もの減少となっています。エントリーは71名でしたが、当日欠場者が3名のため68名の参加です。68名の参加者数はワースト4番目タイの少なさでした。

 ライフルクラスはハンドガンクラスの3分の1にも満たない参加者に留まるなど厳しい状況が続いています。公式認定競技銃の性能と競技内容のバランスの悪さ、気軽に練習できる環境が少ないこと等々改善すべきことは多く現状ではハンドガンクラスのような人気競技になるのは難しいでしょう。  

Posted by MAGI at 00:15Comments(1)分析