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Posted by ミリタリーブログ at

2018年01月14日

APS-3LE2011-15HYBRIDのストライカー状態の確認

 APS-3LE2011-15HYBRIDは止めて元に戻しますが、その前に何の異常だったのか確認しました。

 左側のサイトプレートを外しアッパーカバー(コッキングレバー)を再装着。

 アッパーカバーを開きコッキングした状態です。

 ストライカー部を拡大します。

 ストライカー下側にシアーAが浅く掛かっている様子が観察されました。よく見るとストライカー後部とフレーム間の隙間が広くなっています。

 トリガーを引きストライカーをリリースして再度コッキングを行う。

 今後はストライカー下側にシアーAが深く掛かっています。この場合はストライカー後部とフレーム間の隙間は広くありません。

 分解したらストライカーが位置ずれする原因が判明。

 チャンバーブロック後部のピン受け部破損です。このLE2015フレームでのチャンバーブロック破損は2度目で前回もこの破損原因と思われる不具合により富士見スポーツシューターズAPS公式練習会で酷い目に遭いました。これを考えると新春初撃ち公式記録会のシルエットはよく健闘したと思います。

 そして当初異常摩耗を疑っていたLE2015フレームのストライカーです。

 全然問題ありません。

 比較としてAPS-3LE2015-11HYBRIDのLE2011フレームのストライカーです。

 LE2011フレームではトータル4500発程度撃っています。新品よりは摩耗していると思いますが、気になるような摩耗は認められません。

 スチールシアーのLE2015フレームで2度もチャンバーブロック破損が発生したのは偶然ではなく、強いスプリングのシアーAがストライカーに深く掛かることでチャンバーブロックにストレスが加わっていると推察します。いずれにせよトラブルが多いLE2015フレームを試合用にするのは断念した方が良さそうです。  

Posted by MAGI at 00:19Comments(0)調査