2008年04月29日

APS-3 トリガー位置見直し

 3月に行われたJASG主催のハンドガン・プレート競技練習会では、AP200修理中のためAPS-3を使用しました。久々のAPS-3という事もあってか、その日は思うようにプレートを倒すことができませんでした。

 会場でマルゼンの前田専務に着弾がばらつく事に対する助言を求めると「トリガーをスムーズに引けてない」といった内容のことを言われました。その場では、トリガーの引き方にそれほど問題があると感じませんでした。ところが、家に帰り改めてトリガーの引き方を確認したところ、トリガー位置が合ってないことが判明。前田専務の指摘は妥当なものでした。

 トリガーの遊びが終わりシアーが切れる瞬間、人差し指の先がトリガーに対し直角から懸け離れてました。そのため真直ぐ後ろにトリガーを引けず銃口のブレが発生していたと思います。

 APS-3のトリガー位置を前側に移動し、遊びが終わった時に人差し指の先がトリガーと直角付近になるようにセット。その結果、思い通りに当てられるようになりました。

 購入当初はトリガーをグリップ側に近づけるセッティングをしました。その後、何度かグリップの握り方を微調整しましたが、トリガー位置は調整しなかった為、いつの間にか遊び量も含め狂いが大きくなってました。

 今回、人差し指の動きをよく観察し、再セッティングを施したことで、より理想的な調整ができたと思います。なお、遊び量はAP200との兼ね合いで、約4mmに設定しています。

APS-3 トリガー位置見直し APS-3 トリガー位置見直し APS-3 トリガー位置見直し

写真左より、箱出し時、初回設定、最新設定。



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Posted by MAGI at 21:50│Comments(2)調整
この記事へのコメント
こんばんわ、MAGI@室長様。
この記事に触発され、再び手元に有った「ピストル射撃教本 初心者用上」トリガーページを読み直しました。

試した結果は.....
MAGI@室長と同じようにトリガー位置の変更です。
Posted by mastermaster at 2008年05月04日 22:42
新たな木製グリップを入手なされたのですね。羨ましい。
ナカヤのグリップは、グリップ後端部形状が上下とも特徴的に思えます。

デジタルピストルでは、「ピストル射撃教本」の見本のような握りとトリガー位置でしたが、撃ち易く感じませんでした。次にデジタルピストルを撃つ機会があったら、トリガー位置調整をしても良いか確認したいと思います。

実は私もAP200用の木製グリップを注文していますが、メーカーにて手直し中とのことで到着を待つ日々です。
Posted by MAGI@室長 at 2008年05月05日 01:56
 
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