2008年02月05日
APS-1GM・ORについて その1
購入
弾速計を導入したことで、どれを比較する際の基準となる銃にするか考えると、APS-1GMしかないとの結論に達しました。12年におよぶ歴史があり完成された銃なので基準としてこれ以上相応しいものはないと思います。
しかし、「精密射撃初心者」さんの昨年末頃のブログでAPS-1GMの入手が困難になってきていることを知り、何としても今入手する必要があると判断しました。(APS-1GMの再販はまだあるのだろうか?)
私が立ち寄った数件の店舗では既に無かったので、ネット通販ショップを色々検索し在庫のあるショップを探し当て何とか購入できました。
初期不良
送られてきたAPS-1GM・ORの箱を開け、BB弾を入れコッキングするとBB弾がバレルからこぼれます。マガジンに入れたBB弾が全てこぼれました。別の種類のBB弾を入れても症状は一緒で全く撃つことができません。見事に初期不良でした。
マルゼンに送って修理依頼するのは面倒だったので、自分で調整を試みました。考えられるのは、チャンバー部の不良かシリンダーノズル位置が前過ぎることです。
分解手順をすっかり忘れてましたが、何とかバレルを取外しラバーチャンバーを確認すると問題ありません。次に、シリンダーノズルを見ると取り付け基部のOリングをはっきり視認できるほど前寄りになってました。標準的な調整位置が不明なので勘で締め付けを行い、組立て後チェックするとBB弾がこぼれることは無く集弾性も悪くないので一応調整成功としました。
弾こぼれしないようマージンを多く取った調整なので、機会があったら追い込み調整を試みたいと思っています。しかし、分解・調整・組立て・試射の繰り返しが面倒なので当面は現状で使います。
外観
トリガーガード上のレシーバー部にベースとなったAPS-1ドミネーターの面影がわずかに残るのみで全く別物に感じられます。ドミネーターは左利きの人に使いやすいデザインでしたが、グランドマスターは右利きの人に使いやすいデザインに180度方向転換されてます。
茶色でフィンガーチャネル付きのグリップから始まり、茶色でフィンガーチャネル無しに移行、現在の黒色でフィンガーチャネル無しグリップへの変化を除けば、外観上の違いは発売当初からないようです。(限定カスタムモデルは除く)
付属品
六角レンチが2本付属し、グリップレスト調整、トリガー調整が可能。付属のフロントサイトは2.5mm幅で、購入時は3mm幅のフロントサイトが装着されています。また、リアサイト調整用の専用工具も付属します。
昔のモデルは公式のブルズアイターゲットペーパーとプレートが付属していましたが、現行モデルでは普通紙のコピーして使うターゲットペーパーとなってます。取扱説明書には分解方法やパーツリストは記載されてません。
つづく
弾速計を導入したことで、どれを比較する際の基準となる銃にするか考えると、APS-1GMしかないとの結論に達しました。12年におよぶ歴史があり完成された銃なので基準としてこれ以上相応しいものはないと思います。
しかし、「精密射撃初心者」さんの昨年末頃のブログでAPS-1GMの入手が困難になってきていることを知り、何としても今入手する必要があると判断しました。(APS-1GMの再販はまだあるのだろうか?)
私が立ち寄った数件の店舗では既に無かったので、ネット通販ショップを色々検索し在庫のあるショップを探し当て何とか購入できました。
初期不良
送られてきたAPS-1GM・ORの箱を開け、BB弾を入れコッキングするとBB弾がバレルからこぼれます。マガジンに入れたBB弾が全てこぼれました。別の種類のBB弾を入れても症状は一緒で全く撃つことができません。見事に初期不良でした。
マルゼンに送って修理依頼するのは面倒だったので、自分で調整を試みました。考えられるのは、チャンバー部の不良かシリンダーノズル位置が前過ぎることです。
分解手順をすっかり忘れてましたが、何とかバレルを取外しラバーチャンバーを確認すると問題ありません。次に、シリンダーノズルを見ると取り付け基部のOリングをはっきり視認できるほど前寄りになってました。標準的な調整位置が不明なので勘で締め付けを行い、組立て後チェックするとBB弾がこぼれることは無く集弾性も悪くないので一応調整成功としました。
弾こぼれしないようマージンを多く取った調整なので、機会があったら追い込み調整を試みたいと思っています。しかし、分解・調整・組立て・試射の繰り返しが面倒なので当面は現状で使います。
外観
トリガーガード上のレシーバー部にベースとなったAPS-1ドミネーターの面影がわずかに残るのみで全く別物に感じられます。ドミネーターは左利きの人に使いやすいデザインでしたが、グランドマスターは右利きの人に使いやすいデザインに180度方向転換されてます。
茶色でフィンガーチャネル付きのグリップから始まり、茶色でフィンガーチャネル無しに移行、現在の黒色でフィンガーチャネル無しグリップへの変化を除けば、外観上の違いは発売当初からないようです。(限定カスタムモデルは除く)
付属品
六角レンチが2本付属し、グリップレスト調整、トリガー調整が可能。付属のフロントサイトは2.5mm幅で、購入時は3mm幅のフロントサイトが装着されています。また、リアサイト調整用の専用工具も付属します。
昔のモデルは公式のブルズアイターゲットペーパーとプレートが付属していましたが、現行モデルでは普通紙のコピーして使うターゲットペーパーとなってます。取扱説明書には分解方法やパーツリストは記載されてません。
つづく
Posted by MAGI at 21:26│Comments(2)
│APS競技銃
この記事へのコメント
MAGI@室長様 こんばんわ。いいですねAPS-1GM・OR!本当に今ではヤフオクでしかないのか!と言うぐらいで再販するんでしょうかね?APS-3の修理に忙しいのかもしれません。APS-1GM・ORも購入したかったのですが、ついに資金がなくなり現状の銃も使いこなせていないのに、私の場合購入しても、自己満足になりそうです。ただ、先日からAPS-1(初期物)を不注意で壊してしまったのがいまだに直りません。分解まではできました。
Posted by APSCUP練習生 at 2008年02月05日 22:49
APSCUP練習生さん、こんばんは。
APS-1GMは昨年、本大会同時開催のJASGトイガンフェスタで受注を受けていたM2007が最後で再販は無いと推定しました。仮に再販があっても夏頃になる気がします。
落として不良となったAPS-1GMは、バレルが曲がったのかもしれませんね。APS-1GMの命中精度の高さは、ダブルパッキンチャンバーと徹底したバレルのセンター出しにあります。手間を惜しまなければ、APSCUP練習生さんのお持ちのM97のパーツを取り付けて不具合箇所を特定できるかもしれません。
私も初期型APS-1GMを所有していたとき、分解時の不注意でダブルチャンバーパッキン間のスペーサーを傷つけて命中精度を悪化させるミスをしたことがあります。
APS-1GMは昨年、本大会同時開催のJASGトイガンフェスタで受注を受けていたM2007が最後で再販は無いと推定しました。仮に再販があっても夏頃になる気がします。
落として不良となったAPS-1GMは、バレルが曲がったのかもしれませんね。APS-1GMの命中精度の高さは、ダブルパッキンチャンバーと徹底したバレルのセンター出しにあります。手間を惜しまなければ、APSCUP練習生さんのお持ちのM97のパーツを取り付けて不具合箇所を特定できるかもしれません。
私も初期型APS-1GMを所有していたとき、分解時の不注意でダブルチャンバーパッキン間のスペーサーを傷つけて命中精度を悪化させるミスをしたことがあります。
Posted by MAGI@室長 at 2008年02月05日 23:56