2008年01月15日

ハンドガン・シルエット競技内容

 ハンドガン・シルエット競技はスタンディング(立射)とプローン(伏射)の2つの姿勢で行われます。それぞれ、6、7、8、9、10mの距離にある3cm角のアルミ板のターゲットを2分間に5発で撃ち落すか倒す競技です。

スタンディング

ハンドガン・シルエット競技内容

 スタンディングは、高さ1.4mの位置にターゲットがあり、立射ですが両手による銃の保持が可能で、手首より前で保持する限り自由な射撃スタイルで撃てます。


プローン

ハンドガン・シルエット競技内容

 プローンは、高さ15cmの位置にターゲットがあり、腹部か背中部を床に付ける姿勢で銃を直接床に着けなければ身体のどこでも自由な銃の保持が可能です。


 この競技の特徴は、射撃順をシューターが任意で決めることができ、5発以内であれば同じターゲットを撃つことが可能です。また、距離により得点が異なります。

 10m=6点 9m=5点 8m=4点 7m=3点 6m=2点

 現在の競技用銃であるAPS-1GM、APS-3、AP200、GP100であればノーマルでも10mのシルエットターゲットに50%以上の確率でヒットできる性能はあると思います。しかし100%ヒットは難しいかもしれません。また10mではどの銃も程度の差はあっても狙点より着弾点が下がることが避けられません。特にオープンサイトでは、下側が隠れるので非常に難しくなります。

 競技用銃であってもその性能をフルに引き出さないと難しい競技ですが、難攻不落という訳でもありません。銃の特性を把握し、それに合った方法で狙い撃てれば満射も十分可能な競技だと思います。



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Posted by MAGI at 21:16│Comments(0)射撃技術
 
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